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脳を食う殺人アメーバ。SF作品の中のフィクションではない。実際に存在する「フォーラーネグレリア」のことである。
フォーラーネグレリアに感染することは稀ではあるが、ときおり生じていることも事実である。
つい先月も米テキサス州に住んでいた29歳の男性が、これによって命を落とした。犠牲者とならないために、ここで彼らについて知識を得ておくといい。
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1. 温かい淡水に潜む
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image credit:wikimedia / public domain
フォーラネグレリアはヘテロロボサに属する自由生活性のアメーバであり生活環の中に鞭毛型を持つのが特徴だ。
通常は25–35℃ほどの湖や川、あるいは温泉のような温かい淡水に潜んでいるが、ごくわずかだが土壌にもいる。
きわめて稀なことであるが汚染された水道水や適切に消毒されていないプールでも見られることがある。
ほとんどは川や湖で感染するが、2007~2016年の報告書によると、スリップンスライドという水遊び用のおもちゃからの感染が1人、鼻洗浄器からの感染が3人いることが明らかになっている。いずれも汚染された水道水が感染源だった。
2. 水を飲んでも感染しない。鼻に入った時に感染する
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フォーラーネグレリアに感染するのは、それが鼻に入ったときだけだ。つまり、うっかり川の水を飲んでしまっても心配はない。
ただし、鼻に汚染水が入ればリスクがある。なおフォーラーネグレリアは淡水に普通に存在するものであるが、感染することは稀だ。
3. 好んで人間を食べるわけではない
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殺人アメーバと言われているが、通常は土壌や水の中の堆積物に潜むバクテリアを食べるだけで満足している。
普通はまったく無害で、泥の中で自分の暮らしに忙しい生活を送っているのだが、不運な犠牲者の鼻の穴の中といった新しい環境に紛れ込んでしまうと、そこにあるものを食べ始める。
4. 感染するとニオイが分からなくなる
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鼻の中に入ったフォーラーネグレリアは、嗅球を食べ始める。これは臭いの情報を処理する器官であるため、感染者はまず臭いが分からなくなる。
そこから食事や繁殖を行いつつ、嗅神経をたどって脳にまでたどり着く。
こうなってしまうとゲームオーバーだ。脳組織や脳細胞を貪り、やがて脳が膨張し、ネクローシスを起こす。そして最後には死が待っている。
5. 脳にまで達してしまうとほぼ致命的
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フォーラーネグレリアによる感染症を原発性アメーバ性髄膜脳炎(PAM)という。初期の症状は、ひどい頭痛・発熱・気分の悪さ・嘔吐などで、進行するとてんかん・幻覚・変性意識・昏睡といった症状が現れる。
一般に、感染から5日で症状が現れ始め、さらに5日で死亡する。致死率は97パーセントと非常に高い。
ただし、繰り返すが、感染自体は稀だ。アメリカ疾病予防管理センターによれば、1962年から2017年までに143例しか確認されていない(が、生存者は4名のみ)。確率にすると、7000万人に1人の割合だ。
6. 鼻栓で予防できる
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Speedo(スピード) ノーズクリップ
どこかで泳ぐような場合、一番気をつけなくてはいけないのは、殺人アメーバなどではない。普通に溺れるほうがよほど危険だ。
それでも、どうにも気になってしまうというのなら、鼻栓をしてみたり、水には潜らないことにすれば、予防策にはなる。
References:6 Fast Facts About Brain-Eating Amoebae | Mental Floss/
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