人は自分が議論に負けそうになると、誤謬(ごびゅう)と呼ばれる間違った論証を持ち出して屁理屈をこねる。
意図的であれ、無意識であれ、これをやると論理的な議論がただの幼稚な口喧嘩に変わってしまう。ネット上では、誤謬に凝り固まっている人たちがその自覚のないままに、喧嘩をふっかけたり、コメントを書き込んでくることが多い。
もし自分がそうした議論をふっかけられた時の対処法として、一般的に使われる論理の誤りを知っておくといい。
サンフランシスコを拠点とするイラストレーター、ローガン・マーフィーは、誤謬に対抗する対策として、わかりやすい20のイラストを作成した。
以下は、論理的・形式的に明らかな間違いがあり、論証が全体として妥当ではない
誤謬の一種で、自分を正当化したり、自分の議論を押し通そうとする人が良く使う手だ。
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1.伝統重視
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A:それは間違っている。
B:これまでずっとこうしてきたのだから、間違っていても構わない。
今までずっと正しいとされてきたことだからという理由で議論を正当化する。
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A:わたしは○○だと思う。
B:あなたはクズ人間だから、あなたの意見は間違っている。
議論そのものに反論するのではなく、その人自身を個人攻撃する。
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A:わたしは○○だと思う。
B:その意見は複雑すぎて混乱するから、真実ではないな。
自分が理解するのが困難だからという理由で、議論を投げてしまう。
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A:わたしの意見は○だ。
B:わたしの意見は×だ。それが正しいということをデータが証明している。
自分の論理に都合のいい証拠ばかりを集めてあげつらう。
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A:わたしは○○だと思う。
B:あなたがそう言った後でこれが起こったから、あなたがそれを引き起こした。
相互関係は因果関係と同じではない。にもかかわらず、前の事象が原因となって後の事象が起きたと決めつけてしまう。
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A:ぼくらは二次元だから、棒人間で描かれているんだ。
B:それならどうやってぼくたちは生きてるの?
A:ぼくたちは絵なんだから、生きてないんだよ。
B:それならぼくたちはどうやって話しているの?
A:これは言葉だけのことだから、話しているんじゃないんだよ。
B:それならこれは?
A:(証拠)
B:それなら○○は?
A:(証拠)
B:それなら△△は?
A:(証拠)
議論をくるくる変えて、次から次へと新しい証拠を要求し続ける。
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A:わたしは○○だと思う。
B:数年前には○○だと思っていたが、誰も聞いてくれなかったので、その意見は重要ではない。
個人的な体験では、その議論の証明や反証にはならない。
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A:わたしは○○という意見だ。
B:ヒトラーも○○という意見だった。だから○○は間違っている。
海外で人を評するうえで最悪とされているものの1つが、ヒトラーになぞられることだという。ゆえに必要もないのに、ヒトラーとの比較が持ち出される。
何かにつけてヒトラーを引き合いに出す人は、何ら有効な情報は何ら持っておらず、議論をはやく終わらせたいと思っている。
ヒトラーに限らず、その国で悪評のある人物となぞられるのも同様だ。
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A:わたしは○○だと思う。
B:う~ん、私はそれが間違っていることを証明できないから、その意見は正しいのかもしれない。
C:でも、正しいことも証明できないなら、それは間違っているとも言える。
その議論の証拠の欠如だけで、その議論が真実かそうでないかを主張する。
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A:わたしはこういう意見だ。
B:ほかの人の意見は? ほかの人はその意見を聞いた?
わたしの意見は重要? 戦争について考えたことはある?
それを重要視するのはあなただけ? 中国についてはどう思う?
A:え・・・と、あの。
次から次へと論点を繰り出して、相手を答えられなくする。
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A:わたしは△△という意見だ。
B:どうして棒人間(線画で描かれた図)が嫌いなの?
相手の言ったことに対してまったく異なった議論を吹きかけ、相手を無防備にさせ攻撃しやすくする。
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A:わたしはこう思う。
B:でもわたしのほうがあなたよりも優れている。
自分の優位性を見せつけ議論に勝とうとする。
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A:わたしはこう思う。
B:悪い兆候だ。今にみんながそうした意見を持つようになるだろう。
Aという事象が起こったら、Bという悪い事象につながるという論理。
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A:わたしは○○だと思う。
B:この人はそういう意見をもっていると言うが、本当の棒人間ならそんな意見はもたないことはみんな知っている。
相手が自分と異なる意見を持っているのは、その議論をする集団を代表していないからだと決めつける。(例:もし本当の日本人ならそう思はないはずなど)
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A:わたしは走るからアスリートだ。
B:走り始めたきっかけは?
A:アスリートになるため。
始めから前提の中に結論をあらかじめて入れておく論法。
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A:わたしは○○という意見がある!
B:静かにして! テーブルの気持ちを傷つけるから。
物にすら感情があるように語り、論点をすり替え、相手の罪悪感を刺激して優位に立とうとする論法
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A:わたしは○○だという意見です。
B:でもこの偉い人がそれは間違っていると言っていますよ。
"権威ある専門家"の主張だから、その議論は間違っているとする。
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A:わたしは○○という意見だ。
B:あんたは偏見のある人間だから、あんたの意見は間違っている。
相手の主張を過ちであると決めつけ、その原因は相手の人格にあるとする論証。 この論証を行う者たちを「バルヴァー主義者」という。
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A:おまえのせいでこんなひどいことになった。
B:おまえも前に同じことしただろ。
自分がかつてやられたことがあるから、やり返してもよいという論法
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A:わたしは○○という意見だ。
B:それこそが誤謬だ。
自分の誤謬は認めず、相手がすべて誤謬していると主張する論法
「作成に少し時間がかかったけど、興味深いプロジェクトだった」ローガンはインタビューで答えた。これがユーモアと真実両方のツボにはまればいいと彼は思っている。
ローガンは、哲学の準博士号を持っていて、カスタマーサービスで働いていたときに、このプロジェクトを思いついたという。
「顧客は、より利益を得ようとして大いにカスタマーサービスを利用する。自分は彼らのふっかけてくる議論に決して反論することはできないから、このプロジェクトは自分のストレス解消のガス抜き手段としてはじめたんだ」
via:Slippysilverpanda
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