
image credit:wikimedia
ロシア連邦のサハ共和国ミールヌイに位置するダイヤモンド鉱山「ミール鉱山」に空いた巨大な穴。あまりに大きすぎて、空からしかその全貌を見ることができない。
空から見ると、その悪魔の深淵へと真っ逆さまに突き落とされるかのようだ。本当にこんな場所がこの世にあるのかと思うレベルだ。
ロシアの"閉ざされた町"の中心部にある、世界で二番目に大きなこの穴を訪ねて、ダークツーリズムスポット体験をしに行こうではないか。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
【コピペでVTuber】CGキャラクターがYouTuberであるものをVTuberと呼びます。なんとコピペでVTuberになる方法があるのです!動画作りは簡単で面白い! どういうことなのか?
詳細は下のリンクからご覧いただけます。
↓ ↓ ↓ クリックしてね (^O^)
https://link.iroas.jp/d9ba175d
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
Diamond Mining: Inside Earth's Gigantic HolesMirny Mine: The Diamond Pit That Can Bring Down A Plane
ソ連最大のダイヤモンド鉱山開発
1955年、ソ連の3人の地質学者がキンバーライト(ダイヤモンドを含む火成岩)を探しに行って、文字通り金の成る木を掘り当てた。
シベリアの雪原の奥深くでキンバーライト・パイプ(パイプ状の鉱床)を発見し、これがソ連最大の豊かなダイヤモンド鉱山開発につながった。

涙ぐましい努力で開拓され、人々が住めるようになった
鉱夫たちが生活する場所が必要になったが、なにせ過酷な寒冷気候、人が住むにはまるで適さない。
だが、涙ぐましい開拓の末、隔絶されたひとっこひとりいない土地が、労働者の村へと急速に発展した。ここはのちにミールヌイという町になったが、最初にやってきた人たちがテントを張り、過酷な力仕事を重ねて、わずか3年半で人が住むことのできる町にしたのだ。
キンバーライトの発見からわずか4年で、ミールヌイは町としての地位を確立し、世界最大のダイヤモンド鉱山企業アルローサ一社に支えられるモノタウンのひとつになった。

この町には、季節がない。住民は7~10ヶ月も続く冬を耐え忍び、夏はわずか数ヶ月だけ。気温はマイナス60℃まで下がり、珍しく太陽が顔を出すと、気温は一気に上昇して、氷が溶け、通りはぬかるみと化す。

掘り進んでいった結果巨大な穴が
44年間も掘り続ければ、資源は枯渇し、鉱夫たちはキンバーライトやその他の鉱物資源を求めて、さらに地中奥深くへ掘り進まなくてはならなくなった。
穴があまりに巨大になったため、ヘリや小型機は穴の上空を飛行することを禁じられている。穴の空洞に吸い込まれてしまう危険があるからだ。

過酷な環境で働く労働者たちの暮らし
ミールヌイは、もっとも隔絶された場所にある町で、人口はおよそ3万7000人。そのほとんどは、平均よりも高い賃金に誘われて、ここに移住してきたよそからの労働者たちだ。
だが高賃金となれば生活コストも高くなる。ミールヌイへのメインのアクセスルートは、空港経由で、町のための食糧は空輸のみなので、料金も上がる。
ロシアのダイヤモンド中心地で、労働者たちは何十億ドルに埋もれて日々を過ごすが、ソビエト時代と変わらない慎ましやかな生活をしている。

ほかの地域に住む家族を養うため、3ヶ月間だけこの町に滞在する人もいれば、ここで家族も暮らし、一生、鉱山のために働いて終わる人もいる。ここの仕事をするために学ぶ専門の学校もあり、まさにダイヤモンドのために一生を捧げる町だ。
この露天掘りの鉱山自体は2011年に枯渇していて、もう稼働していない。最盛期は、毎年1000万カラット以上のダイヤを産出していた。現在、この町は"閉ざされた町"とされていて、立ち入り制限されている。

観光スポットとして再び注目を集める
だが今、ミールヌイのこの見捨てられたダイヤモンドの穴は、観光客の大きな注目を集めている。
数年前、ある建設会社がこの穴を利用して、環境に優しく自足できるとうたった壮大な計画を打ち出した。
直径1190メートル、深さ524メートルの穴の中に高級アパートを建て、公園や酸素を発生させる植物園もつくって、上を巨大なガラスのドームで覆うというとんでもない計画だ。しかし、これは実現することはなかった。
そんなことをしなくても、この町にはほかにも見どころはある。聖三位一体聖堂や、正教会、ビクトリー広場、ダイヤモンド博物館などだ。
町で一番大きなホテルでは、一泊208ドルのスイートを予約できる。とはいえ、ホテルにはWiFiがないので、インスタに写真をアップすることもできない。だが、おそらく眺は最高だ。朝食は期待しちゃダメだし、スリッパも有料だが。

町の一流レストランは、年間何百万ものダイヤを採掘していた町のせいか、少しぼりすぎのようだ。レビューによると、ただのキャセロールやドリンクがバカ高く・・・・云々

ミールヌイにたどり着くには少々困難なので、ひとり300ドルの2日間パックツアーがある。これには、空港への送迎や、ガイドしてくれる英語の通訳者がついている。旅程はこんな感じ。
一日目:市内ツアー
○ミール鉱山(キンバーライト・ダイヤモンドパイプ)を展望デッキから見学
○ミールヌイの町の入り口にある標識モニュメント
○Vilyuysky Ring建築記念館見学。ここには、ロシアの地質学者をダイヤモンドが豊富
に採れる場所まで案内したトナカイ遊牧民の像がある。
○三本の剣広場
○聖三位一体正教会
○アルローサが所有するダイヤモンド鉱山歴史地域博物館
○キンバーライト博物館
○ヤクーティア・ライブダイヤモンド自然公園
二日目:市内ツアー、出発
○ホテルで朝食(別料金)
○車で市内観光(2時間)
○ホテルに戻る
○チェックアウト
○空港へ送り
○ミールヌイを離陸

ダークツーリズムを探しているのなら、ミールヌイへのパッケージ休暇ほどレアなものはない。ビーチを忘れ、人混みを避けて、ここの博物館のギフトショップでダイヤモンドのレプリカを手にとってみてはどうだろう。

References:sergeydolya.livejournal / messynessychic/
☆ダイヤよりも価値のある鉱物が発見されたが同じようになるのだろうか?
まずは、資料請求をどうぞ (^O^)
↑
クリックしてね ヽ(^o^)丿