
16世紀にイタリアのナポリに建てられたサン・セヴェーロ礼拝堂には、18世紀の芸術家による優れた作品が展示されている。
その中でも特に必見といわれているのが、1750年代にジェノバの彫刻家が製作したこの作品だ。
網から逃れようとする男性と、彼を助ける天使のような存在。
パッと見では像に網をかけた珍しい作品?と思いきや、なんとすべてが彫刻!柔らかそうな網までもが大理石でできているのだ。
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LA CAPPELLA SANSEVERO PER "MUSEUMS OF THE WORLD" DI IKONO TV
18世紀に作られた網まで大理石の彫刻
これはジェノバの彫刻家Francesco Queirolo(フランチェスコ・クイローロ)が手がけた作品だ。

image credit:SomaSantutxu
まとわりつく網から抜け出そうとする男性を表すこの彫刻は「Release from Deception」または「 Il Disinganno」という作品で、妄想からの解放や暴かれた欺瞞を意味するという。

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それは一見、彫刻に網をかけているようだ。が、よく見ると、その網を含めたすべてが彫刻であり、驚異的な才能から生まれた極めて繊細な作品だと気づく。

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罪から解放された男性を表す像
礼拝堂はこの彫刻を、罪から解放された男性とみなしている。翼を持つ小さな者はその男性の知性であり、彼自身を解き放つのを手伝っているという。

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「知性」の足元には地球(世界)があり、右手の笏(しゃく)は欺瞞の源を指し示している。また、開いた本は聖書かつ聖典であると同時に、フリーメイソンの「大いなる3つ光」の一つでもある。

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さらに台座のレリーフはイエスが目が見えない者の視力を回復させた物語を表し、その寓話を強調している。
「大理石の彫刻の最後の試練」と評した歴史家も
1700年代の歴史家Giangiuseppe Origliaは、この見事な技巧を「大理石の彫刻が目指しうる最後の試練であり、最も苦しい試練でもある」と述べている。

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その言葉通り人々を驚嘆させるこの像は、18世紀から現代に至るまで、数多くの訪問者を魅了し続けている。

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なお、この彫刻にはこんな逸話がある。
当時は大理石の像の艶出し専門の職人がいた。そこでこの像をある程度彫ったクイローロは、仕上げを彼らに任せて別の像に取りかかっていた。
だが、そんな職人たちも繊細な大理石の網がバラバラになるのを恐れて触れるのを拒否。おかげでクイローロがこの像を自らの手で磨き上げなければならなかったという。
一度は行きたい。優れた彫刻家による至高の芸術品
サン・セヴェーロ礼拝堂にはそのほかにもアントニオ・コッラディーニの「The Veiled Truth(ヴェールに包まれた謙譲)」や、ジュゼッペ・サンマルティーノの「The Veiled Christ(ヴェールに包まれたキリスト像)」など、およそ28点の芸術作品が展示されている。

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人間技とは思えない彫刻の数々。イタリアはちょっと遠いけど、ぜひ実物を眺めてみたいものだ。
References:youtubeなど
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