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![12KazuraBridge_e]()
橋は、向こう側に渡るためにある。通常は、地面や水面よりも高い場所に設けられており、高所恐怖症じゃなくても不気味な怖さを感じるものだ。
何の変哲もない普通の橋でも、「橋を渡る」というだけで、その恐怖度は数倍アップするようで、「渡橋恐怖症」(gephyrophobia)という恐怖症すら存在するのだ。橋を渡ることへの恐怖は、それほど知られていないが、実は一般的なものなのである。
常に刺激を求めている人の場合には、なにも高いお金を払ってスリリングな絶叫アトラクションに乗るまでもなく、渡るだけで恐怖体験をすることができる橋を渡れば良いのだ。
世界には、現世の苦行とも思えるおそろしい橋がいくつも存在する。渡るも地獄、渡らざるも地獄、そんなそら恐ろしい橋をリストアップしてみよう。
1. エギーユ・デュ・ミディ橋(フランス):超高所
渡り切りたいのなら下を見ないほうが良いかもしれない。この高度では、視点をアルプスの壮大なパノラマに固定しておいた方がいい。橋自体は幸いにも短いので、高所恐怖症になる前に渡り終えることができる。
しかし、高所恐怖症の人ならこの橋を見ることすら難しいかもしれない。橋にたどり着くには、ケーブルカーに乗り、2,800mの高さを20分で登る必要があるのだ。
![1Aiguille_du_Midi_passerelle_e]()
imege credit: Remih / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0 or GFDL]
2. ロイヤル・ゴージ橋(アメリカ・コロラド州):高所&強風
アメリカで最も高いつり橋。息を止め、あるいは喘ぐ人も出るだろう。真下を見下ろせば、90階分の高さの下をアーカンザス川が流れているのだ。1929年竣工だが、風による揺れを抑えるための補助ケーブルが設置されたのは1982年だ。長さ384m、峡谷からの高さは295m。
![2Royal_gorge_bridge_1987_e]()
imege credit: Larry D. Moore / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0 or GFDL]
3. トリフトつり橋(スイス):高所&長い
アルプスで最も長く高いつり橋のひとつ。氷河の後退によって切り離された山小屋へのルートとして2004年に建設された。2009年にはより頑丈な手すりと、揺れを防ぐための補助ケーブルが設置されたが、依然として刺激は強い。高さ100m、長さ170m。
![3Triftbruecke_Sicht_vom_Gletschersee_01_09_e]()
imege credit: Хрюша / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0 or GFDL]
4. キャリック・ア・リード・ロープ橋(北アイルランド):不安定感
今まで誰もこの橋から落ちた人はいない。しかし、渡ったが最後帰れなくなり、帰路はボートに乗る人が続出している。
鮭を獲りに島へ渡る漁師がかけた橋だが、以前は手すりが片方しかなかった。観光客が増えたため、ナショナルトラストが2本の手すりつきの頑丈な橋に架け替えたのだ。長さ約20m、下の岩からの高さ約30m。
![4Carrick_a_rede_rope_e]()
imege credit: Stuart Yeates from Oxford, UK / Wikimedia Commons [CC BY-SA 2.0]
5. キャピラノつり橋(カナダ):揺れのクセがすごい
1889年に針葉樹の中に架けられた、長く狭くシンプルなつり橋。歩くたびに極端に揺れ、ケーブルが杉の枝にぶつかる。長さ137m、高さ70m。
![5Capilano_Suspension_Bridge_-d_e]()
imege credit: netsnake / Wikimedia Commons [CC BY-SA 2.0]
6. マキナック橋(アメリカ・ミシガン州):とにかく長い
ミシガン州の2つの半島をつなぐ、全長8kmの橋。風速50km/時にもなる強風にさらされているため、公共の運転代行サービスがあり、昨年は1,400人のドライバーがお世話になった。
![6Mackinac_Bridge_II_e]()
imege credit: User:My name / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0 or GFDL]
7. プエンテ・デ・オハエラ鉱山の橋(メキシコ):軋む
ゴーストタウンへ続く橋だが、本当に怖いのはキーキー鳴る橋板だ。塔から渡された2本の鋼鉄製のロープが恐怖をやわらげてくれる。
しかし、実はこのロープも後に付け足されたものであり、建造当初は塔も木製だったのだ。長さ318m、幅60cm、高さ110m。
![7Puente_de_Ojuela_e]()
imege credit: Fenerty at English Wikipedia / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0 or GFDL]
8. チェサピーク・ベイ・ブリッジ(アメリカ・メリーランド州):嵐
正式名称は「ウィリアム・プレストン・レイン・ジュニア・メモリアル・ブリッジ」。しょっちゅう嵐に見舞われ、視界が利かなくなる。8kmの長さがあり、中央付近からはどちらの岸も見えない。
![8The_Chesapeake_Bay_Bridge_e]()
imege credit: Carol M. Highsmith / Wikimedia Commons
9. モンキーブリッジ(ベトナム):身をかがめないと渡れない
実際にサルでもなければ渡るのは難しいと思えるような橋だが、名前の由来は「サルのように身をかがめて」渡るところからだという。メコン川のデルタ地帯でよく見られるが、新しい橋はコンクリート製のものが多い。
![9Cau_khi_My_Tho_e]()
imege credit: Kelcey Kinjo / Wikimedia Commons [CC BY-SA 2.0]
10. フセイニつり橋(パキスタン):いつ落ちてもおかしくない
世界一恐ろしい橋と目されるだけあって、橋板の間は広く、横揺れが激しい。擦り切れたロープと腐りかけた橋板はこの地域では珍しくないが、ハンザ川の急流の上では特に戦慄する。
![10Hussaini_Hanging_Bridge,_Hunza_Karimabad,_Pakistan_e]()
imege credit: Samad313 / Wikimedia Commons [CC BY-SA 4.0]
11. ユー・ベイン・ブリッジ(ミャンマー):手すりなし
手すりがないこの橋を渡る際は慎重に。特に乾季には、落下したときにやわらかく受け止めてくれる水がないのだから。
1.2kmの長さがあるこの橋が架けられたのは200年も昔のこと。1~1.5mの間隔で並ぶ1,000本以上の丸太が、橋を支えている。
![11U_Bain_Bridge1_e]()
imege credit: Ralf-Andre Lettau / Wikimedia Commons
12. 祖谷のかずら橋(日本):原始的な吊り橋
四国にある3本のかずら橋のうちのひとつ。元々は、18~30cm間隔で並んだ板と2本のかずらでできていた。
新しい橋はワイヤーと手すりで強化されているが、心臓に悪いことには変わりない。
![12KazuraBridge_e]()
imege credit: Ippukucho / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0 or GFDL]
13. キャノピーウォーク(ガーナ):幅が狭すぎ
カクム国立公園内にあるこの橋は、手すりとネットが両側にあるとはいえ、幅30cmもない板の上を歩かなければならない。地面からは30mあるのに。
![13Kakum_Canopy_walk_e]()
imege credit: Kobebigs / Wikimedia Commons [CC BY-SA 4.0 or GFDL]
14. ミヨー橋(フランス):世界一高い自動車橋
飛行機から地上を見下ろせば興奮するが、車からの場合はちょっと落ち着かない。なにせ、一番高い地点ではエッフェル塔より高いのだから。
2004年の開通の際には、「世界一高い自動車用の橋」といわれた。長さ3km程度、一番高い主塔が高さ343m。
![14viaduc de Millau_e]()
imege credit: Christophe Marcheux / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0]
via: Neatorama / TRAVEL + LEISURE など
☆日本にもあったんや!
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橋は、向こう側に渡るためにある。通常は、地面や水面よりも高い場所に設けられており、高所恐怖症じゃなくても不気味な怖さを感じるものだ。
何の変哲もない普通の橋でも、「橋を渡る」というだけで、その恐怖度は数倍アップするようで、「渡橋恐怖症」(gephyrophobia)という恐怖症すら存在するのだ。橋を渡ることへの恐怖は、それほど知られていないが、実は一般的なものなのである。
常に刺激を求めている人の場合には、なにも高いお金を払ってスリリングな絶叫アトラクションに乗るまでもなく、渡るだけで恐怖体験をすることができる橋を渡れば良いのだ。
世界には、現世の苦行とも思えるおそろしい橋がいくつも存在する。渡るも地獄、渡らざるも地獄、そんなそら恐ろしい橋をリストアップしてみよう。
1. エギーユ・デュ・ミディ橋(フランス):超高所
渡り切りたいのなら下を見ないほうが良いかもしれない。この高度では、視点をアルプスの壮大なパノラマに固定しておいた方がいい。橋自体は幸いにも短いので、高所恐怖症になる前に渡り終えることができる。
しかし、高所恐怖症の人ならこの橋を見ることすら難しいかもしれない。橋にたどり着くには、ケーブルカーに乗り、2,800mの高さを20分で登る必要があるのだ。
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imege credit: Remih / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0 or GFDL]
2. ロイヤル・ゴージ橋(アメリカ・コロラド州):高所&強風
アメリカで最も高いつり橋。息を止め、あるいは喘ぐ人も出るだろう。真下を見下ろせば、90階分の高さの下をアーカンザス川が流れているのだ。1929年竣工だが、風による揺れを抑えるための補助ケーブルが設置されたのは1982年だ。長さ384m、峡谷からの高さは295m。
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imege credit: Larry D. Moore / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0 or GFDL]
3. トリフトつり橋(スイス):高所&長い
アルプスで最も長く高いつり橋のひとつ。氷河の後退によって切り離された山小屋へのルートとして2004年に建設された。2009年にはより頑丈な手すりと、揺れを防ぐための補助ケーブルが設置されたが、依然として刺激は強い。高さ100m、長さ170m。
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imege credit: Хрюша / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0 or GFDL]
4. キャリック・ア・リード・ロープ橋(北アイルランド):不安定感
今まで誰もこの橋から落ちた人はいない。しかし、渡ったが最後帰れなくなり、帰路はボートに乗る人が続出している。
鮭を獲りに島へ渡る漁師がかけた橋だが、以前は手すりが片方しかなかった。観光客が増えたため、ナショナルトラストが2本の手すりつきの頑丈な橋に架け替えたのだ。長さ約20m、下の岩からの高さ約30m。
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imege credit: Stuart Yeates from Oxford, UK / Wikimedia Commons [CC BY-SA 2.0]
5. キャピラノつり橋(カナダ):揺れのクセがすごい
1889年に針葉樹の中に架けられた、長く狭くシンプルなつり橋。歩くたびに極端に揺れ、ケーブルが杉の枝にぶつかる。長さ137m、高さ70m。
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imege credit: netsnake / Wikimedia Commons [CC BY-SA 2.0]
6. マキナック橋(アメリカ・ミシガン州):とにかく長い
ミシガン州の2つの半島をつなぐ、全長8kmの橋。風速50km/時にもなる強風にさらされているため、公共の運転代行サービスがあり、昨年は1,400人のドライバーがお世話になった。
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imege credit: User:My name / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0 or GFDL]
7. プエンテ・デ・オハエラ鉱山の橋(メキシコ):軋む
ゴーストタウンへ続く橋だが、本当に怖いのはキーキー鳴る橋板だ。塔から渡された2本の鋼鉄製のロープが恐怖をやわらげてくれる。
しかし、実はこのロープも後に付け足されたものであり、建造当初は塔も木製だったのだ。長さ318m、幅60cm、高さ110m。
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imege credit: Fenerty at English Wikipedia / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0 or GFDL]
8. チェサピーク・ベイ・ブリッジ(アメリカ・メリーランド州):嵐
正式名称は「ウィリアム・プレストン・レイン・ジュニア・メモリアル・ブリッジ」。しょっちゅう嵐に見舞われ、視界が利かなくなる。8kmの長さがあり、中央付近からはどちらの岸も見えない。
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imege credit: Carol M. Highsmith / Wikimedia Commons
9. モンキーブリッジ(ベトナム):身をかがめないと渡れない
実際にサルでもなければ渡るのは難しいと思えるような橋だが、名前の由来は「サルのように身をかがめて」渡るところからだという。メコン川のデルタ地帯でよく見られるが、新しい橋はコンクリート製のものが多い。
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imege credit: Kelcey Kinjo / Wikimedia Commons [CC BY-SA 2.0]
10. フセイニつり橋(パキスタン):いつ落ちてもおかしくない
世界一恐ろしい橋と目されるだけあって、橋板の間は広く、横揺れが激しい。擦り切れたロープと腐りかけた橋板はこの地域では珍しくないが、ハンザ川の急流の上では特に戦慄する。
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imege credit: Samad313 / Wikimedia Commons [CC BY-SA 4.0]
11. ユー・ベイン・ブリッジ(ミャンマー):手すりなし
手すりがないこの橋を渡る際は慎重に。特に乾季には、落下したときにやわらかく受け止めてくれる水がないのだから。
1.2kmの長さがあるこの橋が架けられたのは200年も昔のこと。1~1.5mの間隔で並ぶ1,000本以上の丸太が、橋を支えている。
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imege credit: Ralf-Andre Lettau / Wikimedia Commons
12. 祖谷のかずら橋(日本):原始的な吊り橋
四国にある3本のかずら橋のうちのひとつ。元々は、18~30cm間隔で並んだ板と2本のかずらでできていた。
新しい橋はワイヤーと手すりで強化されているが、心臓に悪いことには変わりない。
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imege credit: Ippukucho / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0 or GFDL]
13. キャノピーウォーク(ガーナ):幅が狭すぎ
カクム国立公園内にあるこの橋は、手すりとネットが両側にあるとはいえ、幅30cmもない板の上を歩かなければならない。地面からは30mあるのに。
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imege credit: Kobebigs / Wikimedia Commons [CC BY-SA 4.0 or GFDL]
14. ミヨー橋(フランス):世界一高い自動車橋
飛行機から地上を見下ろせば興奮するが、車からの場合はちょっと落ち着かない。なにせ、一番高い地点ではエッフェル塔より高いのだから。
2004年の開通の際には、「世界一高い自動車用の橋」といわれた。長さ3km程度、一番高い主塔が高さ343m。
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imege credit: Christophe Marcheux / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0]
via: Neatorama / TRAVEL + LEISURE など
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