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これが近未来的ってやつなのか!斬新なデザインをした12の公共建築

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 2020年、東京オリンピックの新国立競技場だが、なんかもめにもめちゃって、やっと決まりかけたものの、まだもにょもにょしているようだ。世界に誇れるシンボルであるはずのスタジアムなのに、エンブレムもそうだけど、なんでこんな風になっちゃったんだろう。もしプーチンが日本のトップなら絶対こんなことにはならなかったろうなと、さりげなくプーチン愛をちらつかせたりなんかするわけだが、さて、世界にはすごく斬新で近未来的でSFモードなすごい公共の建造物がある。

 ここで紹介する12の建築物は、空飛ぶ円盤を彷彿とさせるデザインや伝統的なヨーロッパ建築の屋根に謎の生物が襲いかかっているかのようなデザインなど、とにかくもうワクワクするほど突き抜けている。

1. ワシントンSF博物館1_e37

  鋭い金属パネルで包まれたファサードと環状の内部を持つSFチックなコンセプト。ワシントンのSF博物館国際デザインコンペに提出されたもので、”SFの歴史と文化を乗せる船”をイメージしている。内面にはLEDが配置され、ホログラムが浮かび上がる。
 
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2. 中国動漫博物館4_e32_e

  オランダの建築グループMVRDVがデザインした中国動漫博物館は、巨大な卵の殻のようだ。内部には膨大なマンガライブラリーと3つ映画館とインタラクティブ展示ゾーンを備える。8個の卵のようなデザインは、マンガの吹き出しをモチーフとしたものだ。

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3. ドバイ未来の博物館7_e20

 2017年完成予定の金属製リングのようなデザインは3Dプリンターで作られる。建築家ショーン・キラによるデザインは某アーティストが想像した異星人の惑星の建築物を彷彿とさせ、中央の穴は”未知”を表しているそうだ。表面はドバイの首長ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥームが書いた詩で覆われるという。

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4. クンストハウス・グラーツ10_e18

  エイリアンの卵とか、謎の巨大生命体のような外観をした、 オーストリア、グラーツでひときわ目を引くこの美術館は、”気さくなエイリアン”と呼ばれているピーター・クックとコリン・フルニエの設計だ。浮かんでいる天井部は1,288点の半透明アクリルパネルで太陽光発電を行っている。

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5. ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アート14_e

  シカゴ・レークサイドに2020年完成予定の火山のような博物館は、北京に拠点を置くMADアーキテクツによる設計だ。博物館の目的は、ナラティブ(物語的)アートと動画について一般の理解を深めることである。吹き抜けが中央を貫く4層の展示スペースで構成されており、火山頂上のリングは展望デッキである。建築デザインが表現するのは、未来性と時代の超越性、進歩的な美学だという。

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6. ムゼウ・ド・アマニャン17_e5

  リオデジャネイロでオープンした彫刻のような博物館。設計者はサンティアゴ・カラトラーバで、”明日の博物館”の意にふさわしく、地球の未来をテーマとした作品を展示する。一端が突き出した驚くほど急峻なデザインはまるで羽根のようだ。

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7. スペース・レース・ミュージアム20_e4

 非常に未来的なデザインであるが、展示されるのは冷戦時代に米ソが繰り広げた宇宙開発競争の歴史だ。建築家イスラーム・フィクリー・アッバースが意図したのは、有機的に連結しながら内庭と外庭を作り出す環境コンシャスなデザインである。

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8. カタール国立博物館22_e3

 複数の空飛ぶ円盤が墜落したかのような外観をしたジャン・ヌーヴェル設計の博物館。円盤の連結構造が展示するのは”カタール人の誇りと伝統”であり、同時に急激な変化と近代化について対話する機会を提供する。

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9. アドビ・ミュージアム・オブ・デジタル・メディア(AMDM)24_e1

 「社会的、文化的な会話はますますインターネットに移行し、アーティストやデザイナーなどの作り手は、デジタルメディアを駆使してアイデアを追求し、表現するようになっています。この精神をもって設立されたAMDMは、ビジュアルアート、映画、パフォーマンス、デザイン、建築、ソーシャルメディアなど、多彩な分野のプログラムと作品を扱います。」こう説明されるAMDMはオンライン美術館というユニークな存在だ。

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10. ザーイド国立博物館26_e1

 設計元のフォスター・アンド・パートナーズが狙うのは、「高効率な現代的形態とアラブの意匠ともてなしという伝統的な要素の融合」である。アラブ首長国連邦の初代大統領故ザーイド・ビン・スルターン・アール・ナヒヤーンを追悼するために、アブダビのサディヤット島に建設される予定だ。軽量化鋼のタワーは鳥の翼をイメージしている。

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11. ソウマヤ美術館29_e1

 建築事務所fr-eeが設計したメキシコシティで最も印象的な建物。70,000点に及ぶ15~20世紀中頃までのエキセントリックなコレクションを所有する。鏡面加工された16,000個の六角形のタイルは、伝統的なコロニアル様式のタイル張り建築のファサードを表しており、天候や眺める位置によって様々な表情を見せてくれる。

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2. 表参道ファッション・ミュージアム32_e0

 国際コンペ「表参道ファッション・ミュージアム」には奇想天外なデザインばかり提出されたが、優勝作品の「Wearing the woven gown(織物ガウンを羽織る)」ほど大胆なものはないだろう。建物のファサードは、館内の電力供給をまかなう糸のようなソーラーチューブで装われており、同時にファッションの歴史にも光を当てている。

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via:weburbanist

 ていうかこれらの建造物って建てるのにいくらくらいかかったんだろうな?新国立競技場の予算よりも上なのかな?下なのかな?

 今回採用が予定されている大成建設と建築家・隈研吾氏による「木と緑のスタジアム」を主なコンセプトにしたA案 総工費1500億円以下とのこと。

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☆一番最初のデザインが良かったのに・・・。目の前のNHKの新社屋は3000億円やて!

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