Youtube版もご覧くださいませm(__)m
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失われた島「アトランティス」。そこに栄えたと言われる巨大帝国のことを考えると、ワクワクが止まらないという人も多いんじゃないだろうか。
アトランティスはご存知の通り、古代ギリシアの哲学者プラトンが著書に記述した、大西洋の東に存在したとされる伝説の島で、超大国アトランティスが存在したという。栄華を極めたその帝国は一昼夜にしてこの世から消えてしまった。
しかしプラトンによるこの話は、たんなる寓話であり、道徳的な教訓やプラトンの統治に対する理念を示したものに過ぎないというのが一般的な見方だ。
だがこの都市は実在していた考える人たちもいる。
今回YOUTUBEで発表された説によると、アフリカ、モーリタニアにあるサハラの目(リシャット構造)こそがアトランティスのものだというのだ。
リシャット構造こそがアトランティスの跡地
これまで幾度も調査が行われてきたが、アトランティスの実在を示す証拠は発見されていない。だが、それはもしかしたらまったく見当違いの場所を探していたからではないだろうか?
もしサハラ砂漠のど真ん中にそれがあったのだとしたら?
YOUTUBEの『Bright Insight』チャンネルではそう主張している。
20分のその動画では、「サハラの目玉」と呼ばれるリシャット構造こそが、アトランティスの跡地であると説明する。
The Lost City of Atlantis - Hidden in Plain Sight - Advanced Ancient Human Civilization
アトランティスとリシャット構造の大きさが一致?
リシャット構造とは、アフリカ北西海岸沿いのモーリタニア中央部にある環状の構造で、円形に盛り上がった地形を特徴的とする。
北は山に面し、南は海に向かっている。非常に大きく、宇宙からでないと全体を把握することはできないが、『Bright Insight』チャンネルによると、プラトンが記したアトランティスの大きさとぴったり一致しているというのだ。
プラトンはアトランティスが直径127スタジアであると記した。Dictionary.comによれば、1スタジアはおよそ185メートルであるため、127スタジアは23.49キロである。
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グーグルアースでリシャット構造を測ると直径22から24キロの間くらいだ。
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ソースによって1スタジアは185~192メートルまでばらつきがある。だが、仮に192メートルだったとしても24.3キロで、その違いは誤差の範囲となる。
だが、リシャット構造の大きさに関しては疑問が残る。ウィキペディアでは直径は約50kmとなっている。これは、どこからリシャット構造とするかで直径の測定範囲が異なるから生じた差なのだろうか?
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周辺環境に関しての一致
さらに動画では、リシャット構造周辺の環境条件がアトランティスの言い伝えと一致するという。
プラトンは、アトランティスが北をいくつもの美しい山々と接していると述べている。リシャット構造も北に山があるが、かつてそこには雨が降り、サハラは砂漠ではなく、木々が生い茂る山だったはずだというのだ。
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アトランティス滅亡時期がヤンガードリアス期と一致
また動画では、アトランティスが滅亡した時期がヤンガードリアス期と一致することも指摘する。
ヤンガードリアス期とは、1万2900年前から1万1500年前に北半球の高緯度で、最後の氷河期が終わり温暖化が始まった中、突然として寒冷な気候に戻った時期のことで、隕石の衝突が原因とされている。
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アトランティスの寺院の想像図(J. Augustus Knapp作)――Manly P. Hall著『The Secret Teachings of All Ages』(1928年)より
果たしてその真相は?
非常に興味をそそる仮説であるしロマンに溢れている。
だが、YOUTUBEのこの手の動画は話半分くらいに聞いておいた方がいいかもしれない。
こうした議論を説得力のあるものにするために、これまで聞いたこともないような説が次々と登場する。
それらは多くの場合、これまで意図的に隠されたものが暴き出されたか、作為的に仕組まれたものであるかのどちらかだ。そして、残念ながら大抵の場合は後者だ。
だが少なくとも、アトランティスに興味を持つ人が増えたのは事実だろう。この動画の再生回数は現時点で175万回以上だ。
注目度が増せば、新たなる真実が発見されるかもしれない。
References:Atlantis FOUND: Conspiracy theorists believe lost city is in THE SAHARA
☆俺も175万回再生ほしい!
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失われた島「アトランティス」。そこに栄えたと言われる巨大帝国のことを考えると、ワクワクが止まらないという人も多いんじゃないだろうか。
アトランティスはご存知の通り、古代ギリシアの哲学者プラトンが著書に記述した、大西洋の東に存在したとされる伝説の島で、超大国アトランティスが存在したという。栄華を極めたその帝国は一昼夜にしてこの世から消えてしまった。
しかしプラトンによるこの話は、たんなる寓話であり、道徳的な教訓やプラトンの統治に対する理念を示したものに過ぎないというのが一般的な見方だ。
だがこの都市は実在していた考える人たちもいる。
今回YOUTUBEで発表された説によると、アフリカ、モーリタニアにあるサハラの目(リシャット構造)こそがアトランティスのものだというのだ。
リシャット構造こそがアトランティスの跡地
これまで幾度も調査が行われてきたが、アトランティスの実在を示す証拠は発見されていない。だが、それはもしかしたらまったく見当違いの場所を探していたからではないだろうか?
もしサハラ砂漠のど真ん中にそれがあったのだとしたら?
YOUTUBEの『Bright Insight』チャンネルではそう主張している。
20分のその動画では、「サハラの目玉」と呼ばれるリシャット構造こそが、アトランティスの跡地であると説明する。
The Lost City of Atlantis - Hidden in Plain Sight - Advanced Ancient Human Civilization
アトランティスとリシャット構造の大きさが一致?
リシャット構造とは、アフリカ北西海岸沿いのモーリタニア中央部にある環状の構造で、円形に盛り上がった地形を特徴的とする。
北は山に面し、南は海に向かっている。非常に大きく、宇宙からでないと全体を把握することはできないが、『Bright Insight』チャンネルによると、プラトンが記したアトランティスの大きさとぴったり一致しているというのだ。
プラトンはアトランティスが直径127スタジアであると記した。Dictionary.comによれば、1スタジアはおよそ185メートルであるため、127スタジアは23.49キロである。
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グーグルアースでリシャット構造を測ると直径22から24キロの間くらいだ。
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ソースによって1スタジアは185~192メートルまでばらつきがある。だが、仮に192メートルだったとしても24.3キロで、その違いは誤差の範囲となる。
だが、リシャット構造の大きさに関しては疑問が残る。ウィキペディアでは直径は約50kmとなっている。これは、どこからリシャット構造とするかで直径の測定範囲が異なるから生じた差なのだろうか?
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周辺環境に関しての一致
さらに動画では、リシャット構造周辺の環境条件がアトランティスの言い伝えと一致するという。
プラトンは、アトランティスが北をいくつもの美しい山々と接していると述べている。リシャット構造も北に山があるが、かつてそこには雨が降り、サハラは砂漠ではなく、木々が生い茂る山だったはずだというのだ。
![4]_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/6/5/653a7b30.jpg)
アトランティス滅亡時期がヤンガードリアス期と一致
また動画では、アトランティスが滅亡した時期がヤンガードリアス期と一致することも指摘する。
ヤンガードリアス期とは、1万2900年前から1万1500年前に北半球の高緯度で、最後の氷河期が終わり温暖化が始まった中、突然として寒冷な気候に戻った時期のことで、隕石の衝突が原因とされている。
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アトランティスの寺院の想像図(J. Augustus Knapp作)――Manly P. Hall著『The Secret Teachings of All Ages』(1928年)より
果たしてその真相は?
非常に興味をそそる仮説であるしロマンに溢れている。
だが、YOUTUBEのこの手の動画は話半分くらいに聞いておいた方がいいかもしれない。
こうした議論を説得力のあるものにするために、これまで聞いたこともないような説が次々と登場する。
それらは多くの場合、これまで意図的に隠されたものが暴き出されたか、作為的に仕組まれたものであるかのどちらかだ。そして、残念ながら大抵の場合は後者だ。
だが少なくとも、アトランティスに興味を持つ人が増えたのは事実だろう。この動画の再生回数は現時点で175万回以上だ。
注目度が増せば、新たなる真実が発見されるかもしれない。
References:Atlantis FOUND: Conspiracy theorists believe lost city is in THE SAHARA
☆俺も175万回再生ほしい!
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