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魔術師・妖術師が使用した10のアイテム(英国:妖術と魔術博物館)※ミイラ出演中

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 イギリス、コーンウォール・ボスキャッスルにある妖術と魔術博物館には、常時3000を超えるミステリアスなアイテムが展示されている。

 写真家のサラ・ハナントによると、治療から呪い、霊を祀る御霊屋から船乗りのための呪文、下位の魔女の使う道具から西洋の魔術師が儀式で身に着ける正式なローブまで、その種類は多岐にわたり、魔術関連アイテムの世界最大のコレクションだという。

「わたしの最近の作品の多くは、魔術信仰、儀式、伝承に関すること。民間の魔術にずっと興味があって、その対象物に対してわたしたちが個人的にもっているつながりや、それに付随する意義や思い出を長年研究して、ひとつのプロジェクトとして取り組んできたの」

 博物館での調査中に、ハナントは超自然的な意味をもつ、蝋人形、杖、像、短剣、ペンダント、ローブや護符などの儀式アイテムを写真におさめた。

 これらは彼女の最新写真集『Of Shadows: One Hundred Objects from the Museum of Witchcraft and Magic』に掲載されている。

1.魔術の儀式で使われる頭蓋骨
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2.写真をつけた毛糸の人形。写真の人物に呪文をかけるためだ。
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 写真集の素材には、膨大な量のコレクションの中から、ハナントがもっとも心に響いたものがチョイスされている。

 これらは博物館の所蔵品で、熟練の技をもつ庶民に関するもの、儀式としての魔術、フリーメイソンもの、悪魔教、錬金術、ウィッカ(妖術崇拝)などだけでなく、近世の魔女裁判関連のものもあるという。

 魔術が生まれたと言われている暗闇の中から、こうしたアイテムが現われたかのような効果を出すため、夜、写真を撮るのがベストと考え、皆同じ方法で撮影したという。

3.ネコのミイラ
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4.バフォメット:男と女両方の特質をもつと言われている、ヤギの頭をした神。ヤギの五芒星シンボルによって表わされる。
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5.20世紀半ばに起こった魔女崇拝を復活させるという宗教ウィッカ。創始者であるイギリス人のジェラルド・ガードナーが持っていた月の護符。
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6.乾燥したマンドレイクの根。霊薬、軟膏として使われた。
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7.釘の刺さった人形。
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8.ローズクロス。秘密結社薔薇十字団のシンボル。
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9.魔女の人形
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10.現代の魔女でバレエ教師だった、
故ブラウニー・ピートが持っていたアタメ(儀式用ナイフ)
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 この夏休み、英国にいって魔術と妖術のアイテムをめぐる旅に出てみるとかいうのも悪くないかもしれない。経験値もあがるしMPもアップしそうだ。

 サラ・ハナントが撮影した妖術と魔術博物館の様々なアイテムの美しい写真集は日本のAmazonからも購入できる。

Of Shadows: One Hundred Objects from the Museum of Witchcraft and MagicOf Shadows: One Hundred Objects from the Museum of Witchcraft and Magicposted with amastepStrange Attractor(2016-07-28)Amazon.co.jpで詳細情報を見る

☆写真よりレプリカの方がええわい!

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