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サルバドール・ダリは、「6歳の頃、将来は料理人になりたいと思っていた」と告白している。そんなダリが1973年、69歳の時に出版した伝説のレシピブックが『ガラの晩餐(Les Diners de Gala)』である。ガラとはもちろん、ダリのミューズであり最愛の妻の名前だ。
『ガラの晩餐』は全12章、136点のレシピとダリの絵やドローイング、食に関するテキストから構成されている。版元はフランスの出版社で、調理にあたってはマキシムやトゥールダルジャンといった一流レストランも協力しているという。料理写真も、もちろんシュルレアリストのダリらしい盛り付けがなされている。
各章それぞれ異なる食材や料理がテーマになっていて、第1章から「異国料理」「卵、シーフード」「アントレ」「肉」「カタツムリ、カエル」「魚、甲殻類」「ジビエ、鶏肉」「豚肉」「野菜」「媚薬」「スイーツ、デザート」「オードブル」と続く。
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また、章タイトルも第2章「秋のカニバリズム」(卵、シーフード)、第7章「君主の肉」(ジビエ)、第8章「柔らかな時計の1/2の眠り」(豚肉)、第9章「隔世遺伝のデオキシリボ核酸」(野菜)、第10章「“私はガラを食べる”」(媚薬)など実にダリらしい。
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ダリは序文で次のように書いている。「『ガラの晩餐』のレシピはひとつ残らず、味覚の快楽、ただそのためだけにある。栄養学的な情報はここにはない。(中略)もしあなたが、食べることの喜びを罰に変えてしまうような、例のカロリー計算機の信奉者だとしたら、今すぐこの本を閉じるといい。本書は、あなたには精力的で攻撃的かつ不作法に過ぎるからだ」
ほかにも「私は、はっきりと分かりやすい形状のあるものしか食べたくない。私があのホウレンソウと呼ばれる忌まわしくみっともない野菜が嫌いなのは、形がないからだ。自由がそうであるように。(中略)一方、形のないホウレンソウの対極にあるのが鎧だ。だから私は鎧をまとった甲殻類なら何でも好きなのだ」といったダリの言葉がそこここに散りばめられている。
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ダリのレシピの中から、日本でも比較的作りやすい卵料理をご紹介しよう。
ダリ風ピータン Thousand Year Old Eggs
(材料)
・卵 12個
・水 約1.5リットル
・クローブ(ホール) 5個
・砂糖 大さじ3
・酢 大さじ3
・タバスコ
・レモン 2個(8等分にカット)
・タイム 大さじ3/4
・ティーバッグ 4個(紅茶)※中国茶でもうまそうだ
・タマネギ 2個
・ニンニク 2かけ
1. 鍋に塩水を沸騰させ、卵を10分茹でる(茹で汁はとっておく)。
2. 卵を冷水にとって殻を剥く。
3. 卵の茹で汁にクローブ、砂糖、酢、大量のタバスコ、レモン、タイムを加えて15分煮る。
4. 鍋の火を止めて、ティーバッグを入れて10分浸す。
5. きれいな瓶にみじん切りにしたタマネギとニンニク、ゆで卵を入れ、卵がひたひたになるぐらいに煮出した液を注ぐ。
6. 粗熱が取れたら、瓶に蓋をして冷蔵庫の下の段で保存する。
7. 3週間経ったら食べ頃。ハムなどの加工肉や魚の付け合わせにいい。
ピータンと名付けているものの、実際には味付け煮卵のようなものだ。レシピブックには卵の茹で汁をそのまま使うとあるが、心配な人は普通の水を沸騰させたものを使用すると良いだろう。
尚、ダリのレシピブック「ガラの晩餐( Les Diners de Gala)」は2016年6月に日本でも発売予定となっている。
Dali. Les Diners de Gala
☆尊敬する「サルバドール・ダリ」。俺のHPのURLは「http://www.salvadordali.jp」じゃ!
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サルバドール・ダリは、「6歳の頃、将来は料理人になりたいと思っていた」と告白している。そんなダリが1973年、69歳の時に出版した伝説のレシピブックが『ガラの晩餐(Les Diners de Gala)』である。ガラとはもちろん、ダリのミューズであり最愛の妻の名前だ。
『ガラの晩餐』は全12章、136点のレシピとダリの絵やドローイング、食に関するテキストから構成されている。版元はフランスの出版社で、調理にあたってはマキシムやトゥールダルジャンといった一流レストランも協力しているという。料理写真も、もちろんシュルレアリストのダリらしい盛り付けがなされている。
各章それぞれ異なる食材や料理がテーマになっていて、第1章から「異国料理」「卵、シーフード」「アントレ」「肉」「カタツムリ、カエル」「魚、甲殻類」「ジビエ、鶏肉」「豚肉」「野菜」「媚薬」「スイーツ、デザート」「オードブル」と続く。

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また、章タイトルも第2章「秋のカニバリズム」(卵、シーフード)、第7章「君主の肉」(ジビエ)、第8章「柔らかな時計の1/2の眠り」(豚肉)、第9章「隔世遺伝のデオキシリボ核酸」(野菜)、第10章「“私はガラを食べる”」(媚薬)など実にダリらしい。

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ダリは序文で次のように書いている。「『ガラの晩餐』のレシピはひとつ残らず、味覚の快楽、ただそのためだけにある。栄養学的な情報はここにはない。(中略)もしあなたが、食べることの喜びを罰に変えてしまうような、例のカロリー計算機の信奉者だとしたら、今すぐこの本を閉じるといい。本書は、あなたには精力的で攻撃的かつ不作法に過ぎるからだ」
ほかにも「私は、はっきりと分かりやすい形状のあるものしか食べたくない。私があのホウレンソウと呼ばれる忌まわしくみっともない野菜が嫌いなのは、形がないからだ。自由がそうであるように。(中略)一方、形のないホウレンソウの対極にあるのが鎧だ。だから私は鎧をまとった甲殻類なら何でも好きなのだ」といったダリの言葉がそこここに散りばめられている。

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ダリのレシピの中から、日本でも比較的作りやすい卵料理をご紹介しよう。
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(材料)
・卵 12個
・水 約1.5リットル
・クローブ(ホール) 5個
・砂糖 大さじ3
・酢 大さじ3
・タバスコ
・レモン 2個(8等分にカット)
・タイム 大さじ3/4
・ティーバッグ 4個(紅茶)※中国茶でもうまそうだ
・タマネギ 2個
・ニンニク 2かけ
1. 鍋に塩水を沸騰させ、卵を10分茹でる(茹で汁はとっておく)。
2. 卵を冷水にとって殻を剥く。
3. 卵の茹で汁にクローブ、砂糖、酢、大量のタバスコ、レモン、タイムを加えて15分煮る。
4. 鍋の火を止めて、ティーバッグを入れて10分浸す。
5. きれいな瓶にみじん切りにしたタマネギとニンニク、ゆで卵を入れ、卵がひたひたになるぐらいに煮出した液を注ぐ。
6. 粗熱が取れたら、瓶に蓋をして冷蔵庫の下の段で保存する。
7. 3週間経ったら食べ頃。ハムなどの加工肉や魚の付け合わせにいい。
ピータンと名付けているものの、実際には味付け煮卵のようなものだ。レシピブックには卵の茹で汁をそのまま使うとあるが、心配な人は普通の水を沸騰させたものを使用すると良いだろう。
尚、ダリのレシピブック「ガラの晩餐( Les Diners de Gala)」は2016年6月に日本でも発売予定となっている。

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