ラクマも宜しくお願い致しますm(__)m
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image credit:Wikimedia commons
超常現象の世界でさかんに語られている興味の尽きない話題のひとつがシャドーピープルだろう。
真っ黒な人型の姿をしていると言われるほか、はっきりしているともまとまりのない雲のようなものともさまざまに表現される怪奇現象だ。
悪魔、次元のはざまに侵入してくる者、地霊、さらには天使まであらゆるものがその正体だと推測され、通常の幽霊現象とは一線を画す存在だと受け取られている。
たいていは視線の端に一瞬ちらりと見えるだけだが、ミッションを受けたという少女がいたり森の中でバッタリ遭遇してしまった少年がいたりもするようだ。
そんな彼らの存在を確実に証明する手立てはまだないが、ときに本物のシャドーピープルではないかと思われる写真が撮影されてしまうことがある。
断定はできないしどれも不鮮明でぼんやりしてはいるが、ほとんどわかっていないこの超常現象世界を垣間見せてくれることは間違いない。
それでは、有名だが真偽のほどを巡って議論も多い、7つのスポットで撮影されたシャドーピープルだとされる写真を見ていこう。
1. ウェイバリー・ヒルズ・サナトリウム
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ウェイバリー・ヒルズ・サナトリウムのシャドーピープル
まずは、ケンタッキー州ルイヴィルにある有名な心霊スポット、ウェイバリー・ヒルズ・サナトリウムで撮影された写真だ。
1910年にオープンしたこのサナトリウムは、もともと当時この地域で大流行していた結核患者のための病院だった。
だがその秘密主義の経営体質や死が充満した雰囲気のせいで人体実験、虐待、苦難、死の噂の中心となり、1961年に閉鎖されるまでに6万4000人もが過酷な環境の中で命を落としたと言われている。
こうしたことから幽霊話の素地がすでに十分にできあがっていて、さまざまな霊が棲みついているとされ、中でももっともよく目撃されるのは謎めいたシャドーピープルだという。
シャドーピープルだと言われる写真のうちよく出回っているものは、2014年にこの廃療養所で撮影されたものだ。
なにもない場所を撮影したはずなのだが、撮影者の女性は写真を現像してからこの影に気がついたという。
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ウェイバリー・ヒルズ・サナトリウムのシャドーピープル
もうひとつ、この打ち捨てられたサナトリウムを調べていた人が、古い器具が放置されたままになっている部屋の写真を撮ったときにもシャドーピープルらしきものが写ったらしい。
すぐ目の前に人型の影が立ちふさがっているように見えるが、撮影者はシャッターを切ったとき、誓って自分ひとりしかいなかったと主張している。
2. リマ結核病院
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リマ結核病院のシャドーピープル
結核病院の幽霊といえば、オハイオ州アレン郡のリマ結核病院もそうだ。ここは1972年に閉鎖されて以来、ずっとそのままになっている。
閉鎖前からシャドーピープルを含めたさまざまな幽霊の噂が絶えず、訪れる者のまわりにつきまとい、たいていは視線の端で一瞬見えるだけでさっと消えてしまうのだとか。
そしてときにこうした謎めいた姿が写真にとらえられることがあるが、たいてい撮影したときはまったくわからず、あとからおかしなものが写り込んでいることに気づくことが多いという。
3. ゾンビロード
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ゾンビロードのシャドーピープルたち
シャドーピープルがもっとも多く出没すると思われる場所は、1860年代にできたミズーリ州グレンコーのローラーフォード・ロード。
ここは長年の間、光の幽霊とかシャドーピープルといった奇妙な伝説が数多く言い伝えられできたため「ゾンビロード」として知られるようになった。
荒涼とした陰鬱なこの場所には影のような存在が潜んでいるという証言が無数にあり、それらしきもののいくつかは写真に撮られている。
その中でも衝撃的なものは、超常現象調査グループ「パラノーマル・タスクフォース」のメンバー、トム・ハルステッドが2005年に撮影したものだ。
シャドーピープルと思われる大勢の影が木々の間にずらりと並んでこちらをじっと見つめている超不気味な写真だが、ハルステッドさんは「このときほかに誰もいなかった」と断言している。
ここは水位の高い川の水に囲まれた場所で、このシャドーピープルたちは徐々に消え失せていったという。
この写真は「レガシー・オブ・シャドーズ」というドキュメンタリー番組でもとりあげられた。
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ゾンビロードのシャドーピープル
ハルステッドさんは、2006年にもこのエリアを訪問。超常現象で有名なある橋で、べつの異様な写真を撮っている。
この写真は、ちょっとはっきりしないが、真っ黒でぼんやりした人型の影がカメラのすぐ前にいるように見える。
本物なのかカメラのトリックなのか断定できない奇妙な写真だ。
4. クイーンメアリー号
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クイーンメリー号のシャドーピープル
シャドーピープルらしき写真が撮られた “出る” と噂の場所には、こんなところもある。
その全盛期には北大西洋を広く航海し、1967年に引退したイギリスの有名な遠洋定期船・クイーンメアリー号だ。
引退後、この船はカリフォルニア州ロングビーチの港でホテル兼観光名所になっているが、幽霊が頻繁に出る場所としての名声を得た。
報告されている幾多の超常現象のひとつはシャドーピープルで、もっとも有名な写真のひとつが上のものだ。単なる光のいたずらか、それとも?
5. マウンズヴィル刑務所
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マウンズヴィル刑務所のシャドーピープル
ウェストヴァージニア州にあるマウンズヴィル刑務所のシャドーピープルも有名だ。
1866年から1995年まで使われていたこの刑務所は凶悪犯の終のすみかで、多くはここで生涯を終えた。
殺人、暴動、苦難にまみれたこの場所が異様に呪われているとしても、不思議ではないかもしれない。
さまざまなタイプの幽霊たちがここで目撃されていて、もちろんシャドーピープルもそのひとつ。
彼らはここに負のエネルギーを糧とするためにやってくると言われていて、奇妙な写真が撮られるのも珍しいことではない。
マウンテナー超常現象グループのポリー・ギアさんの撮った写真には、廊下のはずれに潜む黒い影のようなものが見える。
ギアさんはこのとき誰もいなかったはずだと主張しているが・・・これはいったいなんだろう?
6. トレンサムコテージ
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トレンサムコテージのハットマン
頭に黒い帽子をかぶったような “ハットマン” もシャドーピープルとされており、かなり多くのケースで見られる。
あらゆる場所で目撃されていて、超常現象そのものになっているといってもいいほどだ。証拠の写真はそれほどないが、いくつか撮られている。
2011年、ある家族がオーストラリアのポートアーサーにあるトレンサムコテージを訪れた。ここはかつての刑務所施設で、この家族は入口でいろいろ写真を撮った。
そのときはなにもなかったはずなのに後で写真を見ると、帽子をかぶった異様な人物が立っているのがはっきりと写っていた。なぜ、ここに写り込んだのだろうか?
7. 第四ストリートブリッジ
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第四ストリートブリッジのシャドーマン
多くの場合、写真を撮ってからしばらくたたないと異様な人物に気がつかない。後から写真を見ていて、とらえてしまったものに驚いて初めてわかるのだ。
ロサンゼルスの第四ストリートブリッジで20分ほどの間に撮られたこの写真には、こちらを見下ろしている奇妙な人物が写り込んでいた。
この人物がいる場所は、普通の人間がとても上がっていかれるような場所ではないという。
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image credit:Pixabay
超常現象の証拠とされるあらゆる写真と同様に、これらシャドーピープルの写真もなにも証明できていない。
はっきり断定できないし、フェイクである可能性もある。シャドーピープルは本当にいるのかも?との憶測をたくましくさせるだけだ。
それでもこうした写真の数々は、とらえどころがなく謎の存在と思われているがめったに遭遇できないシャドーピープルという特異な現象を垣間見させてくれる。
こうした写真のどれが “本物の” シャドーピープルをとらえたものなのか、それを決めるのは見る人次第だ。
それになんの意味があろうとなかろうと、これらが超常現象のうちでもとくに奇妙な世界を垣間見させてくれる異様なものであることは変わらない。
References:Mysterious universeなど
☆実際に目撃してみたいもんじゃ!
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image credit:Wikimedia commons
超常現象の世界でさかんに語られている興味の尽きない話題のひとつがシャドーピープルだろう。
真っ黒な人型の姿をしていると言われるほか、はっきりしているともまとまりのない雲のようなものともさまざまに表現される怪奇現象だ。
悪魔、次元のはざまに侵入してくる者、地霊、さらには天使まであらゆるものがその正体だと推測され、通常の幽霊現象とは一線を画す存在だと受け取られている。
たいていは視線の端に一瞬ちらりと見えるだけだが、ミッションを受けたという少女がいたり森の中でバッタリ遭遇してしまった少年がいたりもするようだ。
そんな彼らの存在を確実に証明する手立てはまだないが、ときに本物のシャドーピープルではないかと思われる写真が撮影されてしまうことがある。
断定はできないしどれも不鮮明でぼんやりしてはいるが、ほとんどわかっていないこの超常現象世界を垣間見せてくれることは間違いない。
それでは、有名だが真偽のほどを巡って議論も多い、7つのスポットで撮影されたシャドーピープルだとされる写真を見ていこう。
1. ウェイバリー・ヒルズ・サナトリウム
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ウェイバリー・ヒルズ・サナトリウムのシャドーピープル
まずは、ケンタッキー州ルイヴィルにある有名な心霊スポット、ウェイバリー・ヒルズ・サナトリウムで撮影された写真だ。
1910年にオープンしたこのサナトリウムは、もともと当時この地域で大流行していた結核患者のための病院だった。
だがその秘密主義の経営体質や死が充満した雰囲気のせいで人体実験、虐待、苦難、死の噂の中心となり、1961年に閉鎖されるまでに6万4000人もが過酷な環境の中で命を落としたと言われている。
こうしたことから幽霊話の素地がすでに十分にできあがっていて、さまざまな霊が棲みついているとされ、中でももっともよく目撃されるのは謎めいたシャドーピープルだという。
シャドーピープルだと言われる写真のうちよく出回っているものは、2014年にこの廃療養所で撮影されたものだ。
なにもない場所を撮影したはずなのだが、撮影者の女性は写真を現像してからこの影に気がついたという。
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ウェイバリー・ヒルズ・サナトリウムのシャドーピープル
もうひとつ、この打ち捨てられたサナトリウムを調べていた人が、古い器具が放置されたままになっている部屋の写真を撮ったときにもシャドーピープルらしきものが写ったらしい。
すぐ目の前に人型の影が立ちふさがっているように見えるが、撮影者はシャッターを切ったとき、誓って自分ひとりしかいなかったと主張している。
2. リマ結核病院
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リマ結核病院のシャドーピープル
結核病院の幽霊といえば、オハイオ州アレン郡のリマ結核病院もそうだ。ここは1972年に閉鎖されて以来、ずっとそのままになっている。
閉鎖前からシャドーピープルを含めたさまざまな幽霊の噂が絶えず、訪れる者のまわりにつきまとい、たいていは視線の端で一瞬見えるだけでさっと消えてしまうのだとか。
そしてときにこうした謎めいた姿が写真にとらえられることがあるが、たいてい撮影したときはまったくわからず、あとからおかしなものが写り込んでいることに気づくことが多いという。
3. ゾンビロード
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ゾンビロードのシャドーピープルたち
シャドーピープルがもっとも多く出没すると思われる場所は、1860年代にできたミズーリ州グレンコーのローラーフォード・ロード。
ここは長年の間、光の幽霊とかシャドーピープルといった奇妙な伝説が数多く言い伝えられできたため「ゾンビロード」として知られるようになった。
荒涼とした陰鬱なこの場所には影のような存在が潜んでいるという証言が無数にあり、それらしきもののいくつかは写真に撮られている。
その中でも衝撃的なものは、超常現象調査グループ「パラノーマル・タスクフォース」のメンバー、トム・ハルステッドが2005年に撮影したものだ。
シャドーピープルと思われる大勢の影が木々の間にずらりと並んでこちらをじっと見つめている超不気味な写真だが、ハルステッドさんは「このときほかに誰もいなかった」と断言している。
ここは水位の高い川の水に囲まれた場所で、このシャドーピープルたちは徐々に消え失せていったという。
この写真は「レガシー・オブ・シャドーズ」というドキュメンタリー番組でもとりあげられた。
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ゾンビロードのシャドーピープル
ハルステッドさんは、2006年にもこのエリアを訪問。超常現象で有名なある橋で、べつの異様な写真を撮っている。
この写真は、ちょっとはっきりしないが、真っ黒でぼんやりした人型の影がカメラのすぐ前にいるように見える。
本物なのかカメラのトリックなのか断定できない奇妙な写真だ。
4. クイーンメアリー号
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クイーンメリー号のシャドーピープル
シャドーピープルらしき写真が撮られた “出る” と噂の場所には、こんなところもある。
その全盛期には北大西洋を広く航海し、1967年に引退したイギリスの有名な遠洋定期船・クイーンメアリー号だ。
引退後、この船はカリフォルニア州ロングビーチの港でホテル兼観光名所になっているが、幽霊が頻繁に出る場所としての名声を得た。
報告されている幾多の超常現象のひとつはシャドーピープルで、もっとも有名な写真のひとつが上のものだ。単なる光のいたずらか、それとも?
5. マウンズヴィル刑務所
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マウンズヴィル刑務所のシャドーピープル
ウェストヴァージニア州にあるマウンズヴィル刑務所のシャドーピープルも有名だ。
1866年から1995年まで使われていたこの刑務所は凶悪犯の終のすみかで、多くはここで生涯を終えた。
殺人、暴動、苦難にまみれたこの場所が異様に呪われているとしても、不思議ではないかもしれない。
さまざまなタイプの幽霊たちがここで目撃されていて、もちろんシャドーピープルもそのひとつ。
彼らはここに負のエネルギーを糧とするためにやってくると言われていて、奇妙な写真が撮られるのも珍しいことではない。
マウンテナー超常現象グループのポリー・ギアさんの撮った写真には、廊下のはずれに潜む黒い影のようなものが見える。
ギアさんはこのとき誰もいなかったはずだと主張しているが・・・これはいったいなんだろう?
6. トレンサムコテージ
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トレンサムコテージのハットマン
頭に黒い帽子をかぶったような “ハットマン” もシャドーピープルとされており、かなり多くのケースで見られる。
あらゆる場所で目撃されていて、超常現象そのものになっているといってもいいほどだ。証拠の写真はそれほどないが、いくつか撮られている。
2011年、ある家族がオーストラリアのポートアーサーにあるトレンサムコテージを訪れた。ここはかつての刑務所施設で、この家族は入口でいろいろ写真を撮った。
そのときはなにもなかったはずなのに後で写真を見ると、帽子をかぶった異様な人物が立っているのがはっきりと写っていた。なぜ、ここに写り込んだのだろうか?
7. 第四ストリートブリッジ
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第四ストリートブリッジのシャドーマン
多くの場合、写真を撮ってからしばらくたたないと異様な人物に気がつかない。後から写真を見ていて、とらえてしまったものに驚いて初めてわかるのだ。
ロサンゼルスの第四ストリートブリッジで20分ほどの間に撮られたこの写真には、こちらを見下ろしている奇妙な人物が写り込んでいた。
この人物がいる場所は、普通の人間がとても上がっていかれるような場所ではないという。
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image credit:Pixabay
超常現象の証拠とされるあらゆる写真と同様に、これらシャドーピープルの写真もなにも証明できていない。
はっきり断定できないし、フェイクである可能性もある。シャドーピープルは本当にいるのかも?との憶測をたくましくさせるだけだ。
それでもこうした写真の数々は、とらえどころがなく謎の存在と思われているがめったに遭遇できないシャドーピープルという特異な現象を垣間見させてくれる。
こうした写真のどれが “本物の” シャドーピープルをとらえたものなのか、それを決めるのは見る人次第だ。
それになんの意味があろうとなかろうと、これらが超常現象のうちでもとくに奇妙な世界を垣間見させてくれる異様なものであることは変わらない。
References:Mysterious universeなど
☆実際に目撃してみたいもんじゃ!