Quantcast
Channel: mirojoan's Blog
Viewing all articles
Browse latest Browse all 977

右脳派や左脳派は存在しない。脳にまつわる10の迷信を解く

$
0
0

小遣い稼ぎ(自己アフィリ)ならココが一番です\(^o^)/ 日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス



artificial-intelligence-3382521_640

 脳科学は進展を見せているものの、まだ十分に解明されたわけではない。

 人間の脳は複雑なことで悪名高く、科学の進歩にもかかわらず、まだまだ数多くの謎が残されているのだ。

 だからこそ、脳に関する迷信が広まってしまうのもいたしかたのないところだろう。この記事では、そんな一般に信じられているが実は間違っている脳の迷信を見ていくことにしよう。

小遣い稼ぎ(自己アフィリ)ならココが一番です\(^o^)/ 日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス



1. 人は右脳系と左脳系に分けられるという迷信
brain-2062055_640_e

 論理的で分析に長けた人を「左脳系」、創造的な芸術家タイプを「右脳系」と呼ぶことがある。だが、これは嘘だ。これまで左脳と右脳の一方が優勢になるという事実を証明した研究はない。

 2013年のユタ大学の研究では1000人以上の人の脳を解析したが、どちらかが優勢であるという点で、個人間に違いは確認されなかった。MRIで測定すると、右脳も左脳もほぼ同程度に神経ネットワークが発達し、結合している。

 なお右脳系と左脳系の迷信は、てんかん患者の研究でノーベル賞を受賞したロジャー・スペリーの仕事が発端となったものだ。彼が調べたのは脳梁という両半球をつなぐ部分である。


2. 脳は10パーセントしか使われていないという迷信
brain-770044_640_e

 進化の観点で言えば、ほとんど使わないのに、膨大な時間とエネルギーを費やしてそれほど大きな脳を育てるなど愚の骨頂だ。実際には、我々は脳の大半を活用しており、それは研究からも明らかになっている。

 しかし脳に余力があるという証拠もまたある。例えば、脳のかなりの部分を失っても、比較的正常に機能することができる。


3. 人によって学習タイプが異なるという迷信
bullying-2778163_640_e

 学校で、人には学習タイプというものがあると教わった人もいるだろう。口頭の情報処理に長けていたり、視覚の情報処理に長けていたり、人によって得意な感覚情報に差異があるというのだ。

 しかし学習タイプの存在を証明した研究はない。インディアナ大学で行われた最近の研究は、この迷信にトドメを刺したと言われている。学生に自分が合っていると考える学習スタイルを変えてもらい、その結果を調査したが、彼らの試験の成績はまるで変わらなかった。


4. 40歳を超えると脳が衰えるという迷信
mental-health-3337018_640_e

 一部の認知スキルは確かに歳をとると衰える。例えば、新しく言葉を覚える能力は、まだ脳が発展途上で情報を吸収するようにできている子供の方がはるかに優れている。

 また年齢が上がるほど、”喉元まで出かかっている”という経験をすることも多くなる。言いたい言葉はなんとなく分かるのだが、それがはっきりと思い出せないという経験だ。

 しかし歳をとることには脳にいい面もある。年長者の方が語彙が豊富な傾向にあるし、言葉のニュアンスの把握も優れている。また性格の判断や揉め事を解決する腕前も上手だし、感情のコントロールも巧みだ。


5. 男性と女性では学習の仕方が異なるという迷信
iStock-671352714_e

 男性と女性の学習法についての見解はきちんとした観察に基づいていない、と科学ジャーナリストのアンジェラ・サイニは述べている。

 例えば、男性の脳は確かに大きいが、それは単純に体のサイズに起因するものだ。が、一方で、多方面から進化的な利点について述べられてきた。

 とどのつまり、男性と女性の学習方法について意味ある結論を出せるほど、我々は脳を十分に理解していないのだ。とは言え、これまでのところ、性別による神経細胞の結合の差異や機能の違いが発見されていないことも確かだ。


6. 感覚は5つしかないという迷信
stroke-3233778_640_e

 我々には視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の五感があると教わってきただろう。だが、実際はもっと込み入っており、一部の神経科学者は微妙に異なる21の感覚があると主張している。

 例えば、触覚はいくつか異なる感覚が合わさった結果で、我々は圧力、熱、痛みを認識している。これを侵害受容という。固有受容という感覚もある。

 これは自分の体がどこにあり、どのような姿勢をとっているか感じる感覚だ。バランス、空腹、喉の渇きを感じる内受容という感覚もある。


7. 飲酒で脳細胞が死ぬという迷信
on-the-street-2713688_640_e

 飲み過ぎれば、ろれつが回らなくなったり、歩けなくなったりするために、アルコールが脳細胞に悪いと考えるのも頷ける。

 だが、脳細胞を殺してしまうほどのアルコール量は、人体そのものに有毒だ。普通の量なら影響はない。

 もちろん飲み過ぎれば脳にダメージを与える。神経細胞の末端にある樹状突起を傷つけ、信号の伝達ができなくなるのだ。


8. 脳のダメージは治らないと言う迷信
iStock-157532749_e

 体をコントロールし、意識が宿る重要な部位なのだから、脳は大切に扱わねばならない。だが、傷を負ったとしても、脳は驚くほどその埋め合わせが得意だ。
 
 かつて専門家は、脳細胞の数には限りがあり、それ以上増えることはないと考えていた。しかし、最近では、脳には比較的”可塑性”があり、新しい細胞を作り出せることが分かっている。

 また修復したり、あるいは傷の修復ができない場合は脳の他の部位の助けを借りて機能を補うこともできる。


9. 何によって人が幸せや悲しみを感じるのか?
iStock-866272104_e

 人が何を楽しみ、何を嫌がるのかなど明白だと思うかもしれない。だが実際には、どのような状況や経験が人を幸せにしたり、悲しませたりするのかは良く分かっていない。

 研究者は、社会活動や余暇活動が人を幸せにする程度について、我々が過大評価していることを証明している。

 また月曜の朝など、悲惨な物事の影響が過大評価されていることもしかりだ。身近な人間が死ねば、その悲しみは計り知れないとお考えだろうが、案外そうした感情は長続きしない傾向にある。脳は、思っている以上にずっと柔軟なのだ。


10. モーツァルトを聴くと頭が良くなるという迷信
piano-349928_640_e

 1950年代にカリフォルニア大学で行われた実験では、10分間モーツァルトを聴いた学生のIQテストの結果が8ポイント上昇することが分かった。これをモーツァルト効果という。

 だがそれ以来、この研究は広く議論の余地ありとみなされてきた。研究者は学生は賢くなったのではなく、特定の作業が上手になっただけだと述べている。また、この結果を再現した研究も存在しない。

References:There's No Such Thing as Being Right or Left-Brained, And 9 Other Brain Myths We've All Heard/

☆今からでも遅くはないわけじゃ!

男性専用コーナー!クリックしてね\(^o^)/

小遣い稼ぎ(自己アフィリ)ならココが一番です\(^o^)/ 日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス



Viewing all articles
Browse latest Browse all 977

Trending Articles