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アメリカ、ミズーリ州を拠点に活躍するアーティスト、メリッサ・マクラッケンは共感覚(シナスタジア)の持ち主である。
共感覚は文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりと、ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚を感じ取れる特殊な知覚現象のことで、メリッサの場合特に色に特化した共感覚の持ち主だ。
音のみならず文字や数式も色としてとらえることができるという。だから、音楽を聴くと、メリッサの心の目は、色や質感のシンフォニーに見えてしまうのだそうだ。
メリッサは数々の名曲を永遠の命を吹き込まれた躍動感のある絵として表現していった。
Seeing a Song: Painting What She Hears
1. ジョン・レノン『イマジン』
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15歳まで、まわりのみんなも物に色を見ているのだと思っていたわ。本の色、数式の色、コンサートの色。でも、弟にCの色は何色?(カナリアイエローよ)と訊いたときに初めて、わたしがずっと普通だと思っていたことが、本当は普通ではなかったのだと気がついたの
メリッサは自身のウェブサイトで告白している。
2. スマッシング・パンプキンズ『Tonight, Tonight』
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本質的に、わたしの脳は混線している。特定の刺激に対して"間違った"感覚があるの。文字や数字にはそれぞれ色があって、日にちがまるでわたしの体のまわりを宇宙の軌道のようにぐるぐる回っている。
でも、もっともすばらしい"脳の誤作動"は、聴いている音楽が見えること。色合いや質感、動きが合わさったものが流れて、それらがその曲が意図している重要な要素であるかのように変化していくの。
3. プリンス『Joy in Repetition』
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MTVのインタビューで、メリッサは、すべての音には色があると言った。でも、彼女自身は、誰かにその音は何色?と訊かれない限り、特に気にしてはいないという。一方で音楽は素通りすることはできず、鮮やかな色として知覚してしまう。
4. デヴィッド・ボウイ『Life On Mars?』
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特に、音楽には鮮やかな色があるわ。くしゃみが明るいピンクに見えることもあるし、目覚まし時計のアラーム音はターコイズブルーに見える。
でも、そうした色は特に気にしていないし、誰かに言われるまで、べつに気にとめない。声は特定の暗さや明るさの感覚があって、ギザギザだったり丸みがあることもあるけれど、声の持ち主の顔を考えると、たいてい色は圧倒されてしまう。
5. ジミ・ヘンドリックス『Little Wing』
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違う音楽ジャンルや楽器は、共感覚をもつ人が知覚するとまったく違ったものになってしまうようだ。メリッサの場合は、例えば現代カントリーは、くすんだイエローかオレンジ、クラシックギターの音は、琥珀色を帯びていて、エレキギターは冷ややかなパープルかブルーだという。
6. レッド・ツェッペリン『Since I’ve Been Loving You』
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そういう特殊な聴こえ方や見え方のせいで、曲が好きになるのかと訊かれて、メリッサはいまだによくわからないが、ひとつの曲を絵として見る自分の心の目が、曲の好みに影響を与えている可能性はあるという。
7. ジョン・メイヤー『グラビディー』
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本当にいまだによくわからないの。でも、曲を"見ている"ことで、事実上その曲に惹きつけられているということはあると思う。"気楽に聴ける曲"でなくても、もっとまばらな音符を好きになることもある。わたしの心の中にそのイメージのようなものがあって、すんなりと理解できるからでしょうね。
また別のときには、ある曲を好きになっても、嫌な色がやたら目に飛び込んできたら、興味を失うこともあるわ。そのとき次第なの
共感覚は人によってさまざまな状態があらわれる謎めいた症状だ。これまでにも、音に味を感じるというジェームズ・ワナートン、患者の肉体的な痛みを感じるとという若い医師ジョエル・サリナスについての記事を書いたことがある。
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via:youtube/
melissasmccrackenなど
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アメリカ、ミズーリ州を拠点に活躍するアーティスト、メリッサ・マクラッケンは共感覚(シナスタジア)の持ち主である。
共感覚は文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりと、ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚を感じ取れる特殊な知覚現象のことで、メリッサの場合特に色に特化した共感覚の持ち主だ。
音のみならず文字や数式も色としてとらえることができるという。だから、音楽を聴くと、メリッサの心の目は、色や質感のシンフォニーに見えてしまうのだそうだ。
メリッサは数々の名曲を永遠の命を吹き込まれた躍動感のある絵として表現していった。
Seeing a Song: Painting What She Hears
1. ジョン・レノン『イマジン』
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15歳まで、まわりのみんなも物に色を見ているのだと思っていたわ。本の色、数式の色、コンサートの色。でも、弟にCの色は何色?(カナリアイエローよ)と訊いたときに初めて、わたしがずっと普通だと思っていたことが、本当は普通ではなかったのだと気がついたの
メリッサは自身のウェブサイトで告白している。
2. スマッシング・パンプキンズ『Tonight, Tonight』
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本質的に、わたしの脳は混線している。特定の刺激に対して"間違った"感覚があるの。文字や数字にはそれぞれ色があって、日にちがまるでわたしの体のまわりを宇宙の軌道のようにぐるぐる回っている。
でも、もっともすばらしい"脳の誤作動"は、聴いている音楽が見えること。色合いや質感、動きが合わさったものが流れて、それらがその曲が意図している重要な要素であるかのように変化していくの。
3. プリンス『Joy in Repetition』
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MTVのインタビューで、メリッサは、すべての音には色があると言った。でも、彼女自身は、誰かにその音は何色?と訊かれない限り、特に気にしてはいないという。一方で音楽は素通りすることはできず、鮮やかな色として知覚してしまう。
4. デヴィッド・ボウイ『Life On Mars?』
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特に、音楽には鮮やかな色があるわ。くしゃみが明るいピンクに見えることもあるし、目覚まし時計のアラーム音はターコイズブルーに見える。
でも、そうした色は特に気にしていないし、誰かに言われるまで、べつに気にとめない。声は特定の暗さや明るさの感覚があって、ギザギザだったり丸みがあることもあるけれど、声の持ち主の顔を考えると、たいてい色は圧倒されてしまう。
5. ジミ・ヘンドリックス『Little Wing』
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違う音楽ジャンルや楽器は、共感覚をもつ人が知覚するとまったく違ったものになってしまうようだ。メリッサの場合は、例えば現代カントリーは、くすんだイエローかオレンジ、クラシックギターの音は、琥珀色を帯びていて、エレキギターは冷ややかなパープルかブルーだという。
6. レッド・ツェッペリン『Since I’ve Been Loving You』
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そういう特殊な聴こえ方や見え方のせいで、曲が好きになるのかと訊かれて、メリッサはいまだによくわからないが、ひとつの曲を絵として見る自分の心の目が、曲の好みに影響を与えている可能性はあるという。
7. ジョン・メイヤー『グラビディー』
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本当にいまだによくわからないの。でも、曲を"見ている"ことで、事実上その曲に惹きつけられているということはあると思う。"気楽に聴ける曲"でなくても、もっとまばらな音符を好きになることもある。わたしの心の中にそのイメージのようなものがあって、すんなりと理解できるからでしょうね。
また別のときには、ある曲を好きになっても、嫌な色がやたら目に飛び込んできたら、興味を失うこともあるわ。そのとき次第なの
共感覚は人によってさまざまな状態があらわれる謎めいた症状だ。これまでにも、音に味を感じるというジェームズ・ワナートン、患者の肉体的な痛みを感じるとという若い医師ジョエル・サリナスについての記事を書いたことがある。
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via:youtube/
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