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どうやったって争いはなくならないようだ。地球上では常にどこかで悲しい事件が発生している。愛する家族をそうした危険のから遠ざけたいという願いは当然のものだ。では、危険から逃れるにはどこへ行けばいいのだろうか?
ロンドンに拠点を置くレガタム研究所では、毎年いくつかの指標に基づいたランキングを発表しているが、その中には安全という指標もある。暴行、強盗、強姦、殺人……こうした不運に見舞われる可能性が最も低い地域がこちらだ(なお、あまり有名でなかったり、小さすぎる国家は含まれていない。代表的な国家はバチカン市国である)。
第10位 スウェーデン
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2015年、1,000万人近い人口のこの国で起きた殺人事件はたったの90件だ。もちろん犯罪がまったく起きないわけではない。観光シーズンにはスリが増える。さらに強姦発生率は全ヨーロッパ中トップだ。が、スウェーデンにおける強姦の定義を知れば、安心するかもしれない。
もし職場の上司が1週間毎日体をこすりつけてきたら、その上司は52件の強姦罪で起訴されることになる。2005年に施行されたスウェーデンの強姦罪は世界一女性に味方しているのだ。夜中に歩くことが危険だと感じているスウェーデン人は15パーセントのみだ。
第9位 オーストリア
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かつてハプスブルク家はこの地から世界を統べた。その帝国はすでに潰えているが、人口861万人にのオーストリアでは年間平均40件しか殺人が発生しない。犯罪率はOECD38ヶ国中6位の低さである。
もちろん問題もある。2015年の移民危機以降、同国では人身売買が横行し、70人の移民が路上に捨てられたトラックで無残な姿となって発見されている。さらに、その翌年、第二次世界大戦以降初となる極右政権が誕生した。それでもオーストリアは概ね友好的で、美しい国だ。
第8位 スイス
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風光明媚なこの国に行けば、まず銃であふれていることに気がつくだろう。銃器の所有率は、世界でも有数の高さなのだ。にもかかわらず、犯罪率は非常に低く、人口800万人の同国で起きた2014年の殺人事件は41件のみだ。
その理由は一人当たりGDPが世界12位という豊かさにあるかもしれない。上位14位ヶ国中、人口が500万人以上ある国家はスイスを含む2ヶ国のみである。その繁栄は、第二次世界大戦中にスイス銀行が盗難されたナチスの金を取り扱うことであげた利益によるものだ。しかし徹底して顧客の情報を守ることから、マネーロンダリングやパブロ・エスコバルのような犯罪者の資金まで隠していると同国の銀行は批判され続けてきた。
第7位 ドイツ
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EU加盟国中、最大の人口を誇るドイツはライバルのフランスやイギリスを1,500万人も凌ぐ。しかもシリアなどから100万人の難民が流入。それでも1990年代の東西統一以来、ほぼすべての犯罪が着実に減少している。
殺人発生率はOECD諸国中9番目に低く、オーストリアには及ばないものの、人口8,000万人という同国で発生した殺人は2,100件でしかない。それでも夜間の1人歩きが完全に安全だということはない。2016年、ベルリンで開かれていたクリスマス市をトラックが襲撃したように、西洋諸国を蝕む病と無縁ではいられない。
第6位 ノルウェー
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人口はかなり少なく500万人。だがバイキングの末裔が暮らす同国で2015年に殺害されたのは21人のみだ。
唯一、統計的に遭遇する確率の高い犯罪が強盗である。またオスロでは77人が犠牲になったアンネシュ・ブレイビクという極右思想犯による連続爆破事件も起きた。
第二のブレイビクが出てくる可能性は低いだろうが、オスロ市民にとっては忘れられない出来事である。それを除けば、ノルウェーは世界で最も魅力的かつ平和な国の1つだ。実際、退屈であるとの皮肉すらあるくらいだ。
第5位 デンマーク
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ビール1杯で800円近くもすると聞けば頭にきそうなものだが、デンマークは実に安全で、殺人発生率はOECD諸国中5番目に低い。
街角での犯罪も聞いたことがないほどで、麻薬の売人ですら、ここでは暴力を控える。興味深いことに、アルカーイダとイスラム国が最大の標的としてきたのがデンマークだ。だが、テロ事件による死傷者はこれまでなく、同国の対テロ組織の優秀さが窺える。首都コペンハーゲンは世界で最も幸せな首都との誉があり、おそらく世界で唯一ヒッピーが自治を行なっている共和国だ。
第4位 アイスランド
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今年1月、首都レイキャビクで、バーから自宅へ帰宅する女性が殺されるという痛ましい事件があった。普通の国ならこれで終わるだろう。だが、アイスランドでは大衆が凄まじい反応を示し、徹夜祭まで開かれ、大勢の人々がろうそくを持って行進した。
人口わずか32.3万人のアイスランドは世界で最も僻地にある国の1つであろう。僻地にある国家はしばしば犯罪率が高いことで知られるが、アイスランドはその反対の状態である。
街をパトロールする警察が武装していないことも、暴力沙汰と無縁であることを示している。夜、家の鍵をかけないという噂は本当なのだ。年に1度の殺人事件ですら、酷い年として記憶されるのである。
第3位 日本
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非ヨーロッパ国として初ランクインした日本の人口は1億2,000万人。超過酷な労働スケジュールで知られる。銃器の所持は認められておらず、警察ですら発砲をためらう。
殺人発生率はOECD諸国中3番目に低く、2015年の殺人事件は1,000件強だ。しかも、その安全度はますます上昇しており、2015年のあらゆる種類の犯罪を含めた犯罪件数は1945年以来最低であった。
だが日本に向かう前に忘れてはいけないことがある。どういうことか? 人間に殺される心配は低いが、自然に殺される心配があるということだ。火山爆発・地震・津波など、自然災害が発生しやすい土地柄でもある。
第2位 ルクセンブルク
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フランス、ドイツ、ベルギーに挟まれた超富裕国家ルクセンブルクはヨーロッパで最も小さい国の1つだ。そして犯罪率は最低であり、殺人発生率はOECD諸国2番目に低い。暴力犯罪は基本的に存在しないと言っていい。
2015年に数件の武装強盗が発生した。だがそれを除けば、人口54万人であるとしても見事としか言いようがなく、殺人件数はほぼ0だ。その秘訣は高い生活水準と低い貧困率である。一人当たりGDPは世界第6位。にもかかわらず、現在シリアでは6人のルクセンブルク人がイスラム国と戦っている。
第1位 シンガポール
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世界で最も安全な国は人口530万人のシンガポールである。人口密度が高く、すぐさま暴力の連鎖に繋がりそうであるが、現実はその逆だ。
2011年に殺されたのはわずか16人。2015年と2016年の暴力犯罪および盗難の発生率は、それぞれ10年および20年ぶりの低さを記録した。
唯一増加しているのがサイバー犯罪だが、迷惑であっても血まみれの最後を迎えるようなものではない。しかも、日本のように自然災害に見舞われることもない。極めて清潔で、唾を吐いただけでも罰金を科される。
だが、それを担う政府は自由よりも安全に重きを置いているようだ。エコノミスト・インテリジェンス・ユニットによる民主主義インデックスでは75位に沈んでいる。
via:10 Countries With the Lowest Crime Rates
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どうやったって争いはなくならないようだ。地球上では常にどこかで悲しい事件が発生している。愛する家族をそうした危険のから遠ざけたいという願いは当然のものだ。では、危険から逃れるにはどこへ行けばいいのだろうか?
ロンドンに拠点を置くレガタム研究所では、毎年いくつかの指標に基づいたランキングを発表しているが、その中には安全という指標もある。暴行、強盗、強姦、殺人……こうした不運に見舞われる可能性が最も低い地域がこちらだ(なお、あまり有名でなかったり、小さすぎる国家は含まれていない。代表的な国家はバチカン市国である)。
第10位 スウェーデン
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もし職場の上司が1週間毎日体をこすりつけてきたら、その上司は52件の強姦罪で起訴されることになる。2005年に施行されたスウェーデンの強姦罪は世界一女性に味方しているのだ。夜中に歩くことが危険だと感じているスウェーデン人は15パーセントのみだ。
第9位 オーストリア
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かつてハプスブルク家はこの地から世界を統べた。その帝国はすでに潰えているが、人口861万人にのオーストリアでは年間平均40件しか殺人が発生しない。犯罪率はOECD38ヶ国中6位の低さである。
もちろん問題もある。2015年の移民危機以降、同国では人身売買が横行し、70人の移民が路上に捨てられたトラックで無残な姿となって発見されている。さらに、その翌年、第二次世界大戦以降初となる極右政権が誕生した。それでもオーストリアは概ね友好的で、美しい国だ。
第8位 スイス
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風光明媚なこの国に行けば、まず銃であふれていることに気がつくだろう。銃器の所有率は、世界でも有数の高さなのだ。にもかかわらず、犯罪率は非常に低く、人口800万人の同国で起きた2014年の殺人事件は41件のみだ。
その理由は一人当たりGDPが世界12位という豊かさにあるかもしれない。上位14位ヶ国中、人口が500万人以上ある国家はスイスを含む2ヶ国のみである。その繁栄は、第二次世界大戦中にスイス銀行が盗難されたナチスの金を取り扱うことであげた利益によるものだ。しかし徹底して顧客の情報を守ることから、マネーロンダリングやパブロ・エスコバルのような犯罪者の資金まで隠していると同国の銀行は批判され続けてきた。
第7位 ドイツ
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EU加盟国中、最大の人口を誇るドイツはライバルのフランスやイギリスを1,500万人も凌ぐ。しかもシリアなどから100万人の難民が流入。それでも1990年代の東西統一以来、ほぼすべての犯罪が着実に減少している。
殺人発生率はOECD諸国中9番目に低く、オーストリアには及ばないものの、人口8,000万人という同国で発生した殺人は2,100件でしかない。それでも夜間の1人歩きが完全に安全だということはない。2016年、ベルリンで開かれていたクリスマス市をトラックが襲撃したように、西洋諸国を蝕む病と無縁ではいられない。
第6位 ノルウェー
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人口はかなり少なく500万人。だがバイキングの末裔が暮らす同国で2015年に殺害されたのは21人のみだ。
唯一、統計的に遭遇する確率の高い犯罪が強盗である。またオスロでは77人が犠牲になったアンネシュ・ブレイビクという極右思想犯による連続爆破事件も起きた。
第二のブレイビクが出てくる可能性は低いだろうが、オスロ市民にとっては忘れられない出来事である。それを除けば、ノルウェーは世界で最も魅力的かつ平和な国の1つだ。実際、退屈であるとの皮肉すらあるくらいだ。
第5位 デンマーク
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街角での犯罪も聞いたことがないほどで、麻薬の売人ですら、ここでは暴力を控える。興味深いことに、アルカーイダとイスラム国が最大の標的としてきたのがデンマークだ。だが、テロ事件による死傷者はこれまでなく、同国の対テロ組織の優秀さが窺える。首都コペンハーゲンは世界で最も幸せな首都との誉があり、おそらく世界で唯一ヒッピーが自治を行なっている共和国だ。
第4位 アイスランド
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今年1月、首都レイキャビクで、バーから自宅へ帰宅する女性が殺されるという痛ましい事件があった。普通の国ならこれで終わるだろう。だが、アイスランドでは大衆が凄まじい反応を示し、徹夜祭まで開かれ、大勢の人々がろうそくを持って行進した。
人口わずか32.3万人のアイスランドは世界で最も僻地にある国の1つであろう。僻地にある国家はしばしば犯罪率が高いことで知られるが、アイスランドはその反対の状態である。
街をパトロールする警察が武装していないことも、暴力沙汰と無縁であることを示している。夜、家の鍵をかけないという噂は本当なのだ。年に1度の殺人事件ですら、酷い年として記憶されるのである。
第3位 日本
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非ヨーロッパ国として初ランクインした日本の人口は1億2,000万人。超過酷な労働スケジュールで知られる。銃器の所持は認められておらず、警察ですら発砲をためらう。
殺人発生率はOECD諸国中3番目に低く、2015年の殺人事件は1,000件強だ。しかも、その安全度はますます上昇しており、2015年のあらゆる種類の犯罪を含めた犯罪件数は1945年以来最低であった。
だが日本に向かう前に忘れてはいけないことがある。どういうことか? 人間に殺される心配は低いが、自然に殺される心配があるということだ。火山爆発・地震・津波など、自然災害が発生しやすい土地柄でもある。
第2位 ルクセンブルク
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フランス、ドイツ、ベルギーに挟まれた超富裕国家ルクセンブルクはヨーロッパで最も小さい国の1つだ。そして犯罪率は最低であり、殺人発生率はOECD諸国2番目に低い。暴力犯罪は基本的に存在しないと言っていい。
2015年に数件の武装強盗が発生した。だがそれを除けば、人口54万人であるとしても見事としか言いようがなく、殺人件数はほぼ0だ。その秘訣は高い生活水準と低い貧困率である。一人当たりGDPは世界第6位。にもかかわらず、現在シリアでは6人のルクセンブルク人がイスラム国と戦っている。
第1位 シンガポール
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世界で最も安全な国は人口530万人のシンガポールである。人口密度が高く、すぐさま暴力の連鎖に繋がりそうであるが、現実はその逆だ。
2011年に殺されたのはわずか16人。2015年と2016年の暴力犯罪および盗難の発生率は、それぞれ10年および20年ぶりの低さを記録した。
唯一増加しているのがサイバー犯罪だが、迷惑であっても血まみれの最後を迎えるようなものではない。しかも、日本のように自然災害に見舞われることもない。極めて清潔で、唾を吐いただけでも罰金を科される。
だが、それを担う政府は自由よりも安全に重きを置いているようだ。エコノミスト・インテリジェンス・ユニットによる民主主義インデックスでは75位に沈んでいる。
via:10 Countries With the Lowest Crime Rates
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