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ガーディアン紙によれば、世界では自然の絶滅スピードの1000倍もの速さで生物が姿を消しているという。これは毎日150~200種が失われているということだ。今日では哺乳類の15%、鳥類の11%近くが絶滅危惧種に認定されている。
人口の増加が止まる兆候は今のところ見えず、都市開発、資源開発、農地開発などのためにさらなる土地が必要になるだろう。しかし、これによって生物の生息域が失われていることにはほとんど関心が払われない。
ここで紹介する動物は、そんな絶滅の危機に瀕した動物たちのほんの一角にすぎない。
1. ズキンアザラシ
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北大西洋の中央部と西部にのみ生息するズキンアザラシは、20世紀初頭から乱獲されてきた。1940年代以前は皮と油を目的として捕獲されてきたが、最近では自給自足目的の狩猟や混獲という脅威も加わった。
2. キノボリカンガルー
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名前からも分かるように木の上で暮らす有袋類だ。オーストラリアから離れたニューギニアや同地域の島々の熱帯雨林に生息している。絶滅の危機に追いやられた主な要因は、生息地の減少と狩猟だ。生息地は森林伐採によって破壊され、これが捕食者から身を守る場所の喪失につながる。さらに原住民や地元コミュニティによる狩猟も、個体数減少を加速させる。
3. ヒゲワシ
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エキゾチックな姿をしたヒゲワシは、ヒマラヤのエベレスト、ヨーロッパやアジアの山岳地帯に生息する。根拠が乏しいにもかからわず、子供や家畜を拐う動物として、駆除の対象となってきた。世界自然保護基金の推定によれば、野生のヒゲワシは1万匹しか生息していない。
4. メキシコサンショウウオ(ウーパールーパー)
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ウーパールーパーとも知られるメキシコサンショウウオは、メキシコシティ付近に広がるソチミルコ湖など、様々な湖に生息する。しかし、メキシコシティの都市化とそれによる水質汚染によって、2010年の時点で野生のメキシコサンショウウオはほぼ絶滅してしまっており、2013年の調査で野生種が発見されることはなかった。
ただしウーパールーパーは養殖が可能なので、野生種でなければ生き延びることができるかもしれない。
5. サイガ(オオハナレイヨウ)
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中国ジュンガル盆地やモンゴルなど、ユーラシア大陸の草原に固有の、おそらく世界で最もユニークな姿をした動物の1種である。現在の生息地は、ロシアに1ヶ所、カザフスタンに3ヶ所のみだ。ツノが漢方の材料となるため昔から狩猟の対象であり、乱獲や密猟が原因で中国からは姿を消している。中国では1級天然記念物(Class I Protected Species)に指定される。
6. ホライモリ
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実に奇妙な姿をした生物であるが、その正体は中央ヨーロッパや南東ヨーロッパの洞窟に生息するサンショウウオの仲間だ。両生類にしては珍しく、水の中から出ることはない。完全な暗闇の中で暮らしているため、目は大きく退化したが、聴覚や嗅覚は発達している。洞窟の環境に適応したことから環境の変化には極端に弱く、水質汚染によって絶滅の危機にある。
7. キンシコウ
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中国中央部および南西部の温暖な山岳地帯の、高度1500~3400mというごく限られた場所にのみ生息する。枯れ木に多く見られる地衣類しか口にしないため、森林減少による影響が大きい。
8. インドガビアル
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インド亜大陸の固有種で、最大で全長600cm、体重160kgにもなり、現存するワニでは最大の種の1つ。河川域の生息地や魚の減少、漁網によって生息数が減少し、世界でも235匹以下しかいない。
9. テングザル
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ボルネオ島の固有種である。インドネシアを植民支配したオランダ人がこの猿のような大きな腹と長い鼻を有していたことから、マレー語で「オランダ人猿」を意味するmonyet belanda、あるいは「オランダ人」を意味するorang belandaと呼ばれることがある。生息地の消失と乱獲により、過去40年間で生息数は半分に激減した。
10. カワゴンドウ
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シロイルカにも似ているが、実際はシャチに近い動物だ。生息数は7000頭で、90%以上がバングラデシュに生息する。主な生息数減少要因は混獲と乱獲だ。
11. ヤシガニ
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世界最大の陸棲甲殻類であり、足から足までの長さは1m、体重は4kgにも達し、小さな子供ほどの大きさである。ガンビエ諸島を東端として、インド洋の各島や太平洋の一部に生息しており、その分布はヤシの木のそれとほぼ一致する。名称はヤシの木に登って、強力なハサミで実を割ることに因んだものだ。東南アジアや太平洋島民文化においては、珍味や媚薬として珍重されることから、絶滅の危機に追いやられている。
12. フクロウオウム
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ニュージーランド固有の飛べない巨大オウムだ。マオリ族にとって、その肉や羽は貴重な資源だった。ポリネシア人とヨーロッパ人の移住に伴い、猫、ネズミ、フェレット、オコジョといった捕食者が侵入したことで、フクロウオウムはほぼ死滅してしまった。今日では、捕食者のいない3つの島へ移され、ニュージーランド政府によって観察されている。
13. ジュゴン
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インド洋から西太平洋にかけて分布するが、かつては多様だったジュゴン科も現生種はジュゴンのみだ。近縁種は18世紀に乱獲によって絶滅したステラーカイギュウである。ジュゴンもまた数千年前から肉や油を目的として狩猟されており、幾つかの地域においてはその捕獲が伝統的な文化になっている。寿命が70年と長く、繁殖スピードが遅いことから、絶滅が危惧されている。
14. ホートン・プレーンズ・ホソロリス
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初めて記載されたのは1937年のことであるが、2002年に至るまでわずか4度しか目撃されなかった。絶滅したものと考えられていたが、2002年に再発見され、2009年には写真撮影にも成功している。現在では100匹ほどが存在すると推測されており、絶滅の危険度が高い霊長類としては世界で5指に入る。
15. グーティサファイアオーナメンタル
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インド中南部のアーンドラ・プラーデシュ州グーティで発見された、落葉樹林を生息域とするタランチュラ。光沢を帯びた金属的な青を反射するのが特徴だ。伐採と焼き畑農業によって、生息地は激減している。タランチュラ愛好家から人気があり、盛んに捕獲されることも問題である。
16. マーコール
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神話から飛び出してきたかのような動物だ。アフガニスタン、イラン東部、インド北西部、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、パキスタンに分布する。推定現存数についてはまちまちだが、成体は2500頭以下であろうと推測される。
17. クアッカワラビー
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ロットネス島をはじめとする西オーストラリア沖の小さな島々に生息する。世界で最も人懐っこい有袋類の1種だろう。沖合の島々には多く生息するとはいえ、それでも個体数は限られており、絶滅が危惧される。オーストラリア本土では、狐、猫、犬、ディンゴによって脅かされている。隠れる場所として密集した下生えが必要なため、伐採や開墾がそのまま生息地の減少につながる。
18. オカピ
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コンゴ民主共和国の北東部に固有の種。シマウマのような模様があるがキリンに近く、標高480~1500mの密林に生息する。ウガンダではすでに絶滅してしまった。森林伐採や人間の移住あるいは不法な採掘によって生息地が激減しており、また毛皮や肉を目的としても乱獲される。絶滅が危惧されるが、コンゴ民主共和国内には武装グループも存在するため保全は難航している。
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ガーディアン紙によれば、世界では自然の絶滅スピードの1000倍もの速さで生物が姿を消しているという。これは毎日150~200種が失われているということだ。今日では哺乳類の15%、鳥類の11%近くが絶滅危惧種に認定されている。
人口の増加が止まる兆候は今のところ見えず、都市開発、資源開発、農地開発などのためにさらなる土地が必要になるだろう。しかし、これによって生物の生息域が失われていることにはほとんど関心が払われない。
ここで紹介する動物は、そんな絶滅の危機に瀕した動物たちのほんの一角にすぎない。
1. ズキンアザラシ
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北大西洋の中央部と西部にのみ生息するズキンアザラシは、20世紀初頭から乱獲されてきた。1940年代以前は皮と油を目的として捕獲されてきたが、最近では自給自足目的の狩猟や混獲という脅威も加わった。
2. キノボリカンガルー
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名前からも分かるように木の上で暮らす有袋類だ。オーストラリアから離れたニューギニアや同地域の島々の熱帯雨林に生息している。絶滅の危機に追いやられた主な要因は、生息地の減少と狩猟だ。生息地は森林伐採によって破壊され、これが捕食者から身を守る場所の喪失につながる。さらに原住民や地元コミュニティによる狩猟も、個体数減少を加速させる。
3. ヒゲワシ
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エキゾチックな姿をしたヒゲワシは、ヒマラヤのエベレスト、ヨーロッパやアジアの山岳地帯に生息する。根拠が乏しいにもかからわず、子供や家畜を拐う動物として、駆除の対象となってきた。世界自然保護基金の推定によれば、野生のヒゲワシは1万匹しか生息していない。
4. メキシコサンショウウオ(ウーパールーパー)
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ウーパールーパーとも知られるメキシコサンショウウオは、メキシコシティ付近に広がるソチミルコ湖など、様々な湖に生息する。しかし、メキシコシティの都市化とそれによる水質汚染によって、2010年の時点で野生のメキシコサンショウウオはほぼ絶滅してしまっており、2013年の調査で野生種が発見されることはなかった。
ただしウーパールーパーは養殖が可能なので、野生種でなければ生き延びることができるかもしれない。
5. サイガ(オオハナレイヨウ)
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中国ジュンガル盆地やモンゴルなど、ユーラシア大陸の草原に固有の、おそらく世界で最もユニークな姿をした動物の1種である。現在の生息地は、ロシアに1ヶ所、カザフスタンに3ヶ所のみだ。ツノが漢方の材料となるため昔から狩猟の対象であり、乱獲や密猟が原因で中国からは姿を消している。中国では1級天然記念物(Class I Protected Species)に指定される。
6. ホライモリ
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実に奇妙な姿をした生物であるが、その正体は中央ヨーロッパや南東ヨーロッパの洞窟に生息するサンショウウオの仲間だ。両生類にしては珍しく、水の中から出ることはない。完全な暗闇の中で暮らしているため、目は大きく退化したが、聴覚や嗅覚は発達している。洞窟の環境に適応したことから環境の変化には極端に弱く、水質汚染によって絶滅の危機にある。
7. キンシコウ
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中国中央部および南西部の温暖な山岳地帯の、高度1500~3400mというごく限られた場所にのみ生息する。枯れ木に多く見られる地衣類しか口にしないため、森林減少による影響が大きい。
8. インドガビアル
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インド亜大陸の固有種で、最大で全長600cm、体重160kgにもなり、現存するワニでは最大の種の1つ。河川域の生息地や魚の減少、漁網によって生息数が減少し、世界でも235匹以下しかいない。
9. テングザル
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ボルネオ島の固有種である。インドネシアを植民支配したオランダ人がこの猿のような大きな腹と長い鼻を有していたことから、マレー語で「オランダ人猿」を意味するmonyet belanda、あるいは「オランダ人」を意味するorang belandaと呼ばれることがある。生息地の消失と乱獲により、過去40年間で生息数は半分に激減した。
10. カワゴンドウ
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シロイルカにも似ているが、実際はシャチに近い動物だ。生息数は7000頭で、90%以上がバングラデシュに生息する。主な生息数減少要因は混獲と乱獲だ。
11. ヤシガニ
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世界最大の陸棲甲殻類であり、足から足までの長さは1m、体重は4kgにも達し、小さな子供ほどの大きさである。ガンビエ諸島を東端として、インド洋の各島や太平洋の一部に生息しており、その分布はヤシの木のそれとほぼ一致する。名称はヤシの木に登って、強力なハサミで実を割ることに因んだものだ。東南アジアや太平洋島民文化においては、珍味や媚薬として珍重されることから、絶滅の危機に追いやられている。
12. フクロウオウム
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ニュージーランド固有の飛べない巨大オウムだ。マオリ族にとって、その肉や羽は貴重な資源だった。ポリネシア人とヨーロッパ人の移住に伴い、猫、ネズミ、フェレット、オコジョといった捕食者が侵入したことで、フクロウオウムはほぼ死滅してしまった。今日では、捕食者のいない3つの島へ移され、ニュージーランド政府によって観察されている。
13. ジュゴン
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インド洋から西太平洋にかけて分布するが、かつては多様だったジュゴン科も現生種はジュゴンのみだ。近縁種は18世紀に乱獲によって絶滅したステラーカイギュウである。ジュゴンもまた数千年前から肉や油を目的として狩猟されており、幾つかの地域においてはその捕獲が伝統的な文化になっている。寿命が70年と長く、繁殖スピードが遅いことから、絶滅が危惧されている。
14. ホートン・プレーンズ・ホソロリス
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初めて記載されたのは1937年のことであるが、2002年に至るまでわずか4度しか目撃されなかった。絶滅したものと考えられていたが、2002年に再発見され、2009年には写真撮影にも成功している。現在では100匹ほどが存在すると推測されており、絶滅の危険度が高い霊長類としては世界で5指に入る。
15. グーティサファイアオーナメンタル
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インド中南部のアーンドラ・プラーデシュ州グーティで発見された、落葉樹林を生息域とするタランチュラ。光沢を帯びた金属的な青を反射するのが特徴だ。伐採と焼き畑農業によって、生息地は激減している。タランチュラ愛好家から人気があり、盛んに捕獲されることも問題である。
16. マーコール
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神話から飛び出してきたかのような動物だ。アフガニスタン、イラン東部、インド北西部、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、パキスタンに分布する。推定現存数についてはまちまちだが、成体は2500頭以下であろうと推測される。
17. クアッカワラビー
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ロットネス島をはじめとする西オーストラリア沖の小さな島々に生息する。世界で最も人懐っこい有袋類の1種だろう。沖合の島々には多く生息するとはいえ、それでも個体数は限られており、絶滅が危惧される。オーストラリア本土では、狐、猫、犬、ディンゴによって脅かされている。隠れる場所として密集した下生えが必要なため、伐採や開墾がそのまま生息地の減少につながる。
18. オカピ
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コンゴ民主共和国の北東部に固有の種。シマウマのような模様があるがキリンに近く、標高480~1500mの密林に生息する。ウガンダではすでに絶滅してしまった。森林伐採や人間の移住あるいは不法な採掘によって生息地が激減しており、また毛皮や肉を目的としても乱獲される。絶滅が危惧されるが、コンゴ民主共和国内には武装グループも存在するため保全は難航している。
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